みんな寿命を全うしようぜ

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西表島で会った昼の蝶

2018年2月28日水曜日

歴史の真実から目を背けてはならない。

「忘れてはいけない。」ジョン・ラーベ(南京大虐殺記念館)
サンフランシスコの少女像

 歴史の真実から目をそらそうという動きが特にこの数年顕著になった。
 日本政府は、国連人権委員会で慰安婦問題は未解決と主張した韓国外相の演説に対し、日韓合意にそぐわない見解を国際社会で発進したと反発している。言い換えれば、本当のことを国際社会で言わない約束が2015年末の日韓合意ということ。
 「私たちにとってもっとも恐ろしいことは、第二次世界大戦中の私たちの痛ましい歴史が忘れられてしまうことです」
戦争手段としての性暴力の犠牲になった「慰安婦」と呼ばれたアジア太平洋地域13ヶ国何十万人の女性と少女の苦しみを表した金学順さんの言葉だ。
 「慰安婦などは嘘」と右翼・歴史修正主義者は声高に叫ぶが、世界でそんなことが通用するわけがない。
 2月27日には、ソウル市内での日中韓の専門家が出席した国際会議で、旧日本軍による朝鮮人慰安婦虐殺を示す映像が流された。1944年9月15日、中国雲南省内で米中連合軍が撮影したものとみられる映像で、「9月13日に玉砕した日本軍がその夜、朝鮮人女性30人を銃殺した」という記載を裏付ける資料だ。今後、次々に日本軍による残虐の証拠が世に出るだろう。
 日本政府は、戦争の加害や慰安婦性奴隷、強制連行を否定させ、歴史から消し去ろうしているが、そんなことをしていれば、世界中に「少女像」が立ち並ぶだけのこと。
 南京大虐殺記念館でのジョン・ラーベの言葉「許すことはできても、忘れてはいけない」を思い出そう。
 群馬の森の中に立てられた朝鮮人追悼碑を些末のことを口実に撤去しようとする群馬県の動きも、安倍政治への追随といえる。
 たった一度、群馬の森の追悼碑前に現れて、「政治的発言があった」などと騒ぎ立て、碑の撤去を求めるヘイト右翼に対して、「批判されるべきは、朝鮮半島の人々との友好親善を求める追悼碑ではなく、歴史をねつ造しヒステリックに友好親善を攻撃するあなたたちだ」と群馬県は諭すべきで、それこそがあるべき自治体の態度だ。
 碑の設置更新を不許可とした県の処分を取り消した前橋地裁判決を不服として控訴した群馬県こそ不当対応といえる。





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