2010年9月22日水曜日

玉村中学体育祭



今日は玉村中学体育祭、同時に南中学でも開催された。暑いことは暑いが秋の空のもとみんな元気に跳んだり駆けたりしていた。走りなどは小学校の運動会とは迫力が違う。この時期の体の成長の早いことを痛感する。
平日とあってか、保護者などの見物が小学校運動会と比較し極端に少ない。これらの光景は映画「チルソクの夏」を連想させる。つまり青春なんだよ。
今の教育の中で成長する子ども達が大人になり、体制順応型の単なるお利口さんにならない事を願う。行き詰まった社会に疑問をもつことは若者として大事なことのはずだが、そうなっていない現実がある。教員自身が追い込まれている状況は何とか変えていかなければと考えている。
 そして25日は保育園運動会、これがまた賑やかで楽しい。人生で一番悩みの少ない時期なのだろうか。


何、主任検事が証拠の変造していたと。とんでもないことがやっと明らかになった。みんな驚いたふりをしているが、警察や検事の「取り調べ」により、どれだけ多くの人々がえん罪に陥れられてきたか考えて見た方がいい。松本サリン事件、免田事件、足利事件、袴田事件、狭山事件にしても数えればきりがない。公安事件のほとんどはこの類と言っていい。正義を掲げて権力を民衆制圧のために行使する。これを腐敗と言わず何という。

シネマまえばしが面白い。サスペンス映画の神髄「フリッツ・ラング特集」をしている。私はもちろん、そんな監督を知らないが、「M」を見たら腰が向けるほど驚いた。ベルリンの少女連続殺人事件を捜査する警察がどうしても犯人が分からないので、暗黒社会に毎日手入れをする。暗黒社会としては、毎日、手入れがあっては博打、売春等「生業」ができなくなる。そこで暗黒世界の面々が犯人探しを始める。会議の中での猛烈なタバコの煙が笑える。やっと捕まえた犯人をボスが裁判官役を演じ、弁護人までつけての「人民裁判」はその流れが現代にもそのまま通じる議論を経る。1931年の作品という。レベルの高さに腰が抜けた。
「死刑執行人もまた死す」もすごい。反ナチレジスタンスを描いた最高傑作。
他に「暗黒街の弾痕」「恐怖省」「「マン・ハント」「ビッグ・ヒート」が上映されている。全部観れるかなあ。

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