2011年4月3日日曜日

大震災下だからこそ大切な県議選、叫べ、訴えろ。




いよいよ県議選が始まった。私も数陣営を支持し顔出ししているが、そのなかにも宣伝カーを止め自転車遊説している陣営がある。自転車遊説はきめ細やかにゆっくり回れるという点では意味はある。しかし、被災地の人々に対する配慮からであればそれは違う。
 大震災で東日本が総崩れになろうとし、ましてや自民党・財界が推し進めてきた原子力政策が福島原発大事故という形で完全に破綻する中で、群馬県自体が放射能汚染下になりかねない状況が現にある。このような時期だからこそ県議選のもつ重要性がある。これからの対処方法や市民・県民に本当に責任を持つ政治のあり方を、これまでとは全く違った形で対応することが求められている。これまで原子力政策を推進してきた自民党や公明党には少なくてもこれからの政治は任せられないことをハッキリさせたい。彼らには対応などできっこないのだ。彼らが取るべきは、原子力政策を唯々諾々と進めてきたことに対する大きな責任だ。保守県とはいえ自民党を勝たせるなどということをしたら、原発政策さえ、若干の改善をしたうえでこれまで通り推進するに決まっている。
 現在の福島原発の危機的状況の中で体を張ってたたかい抜いている人々を誰もが賞賛する。私もその一人だ。東電社員、関連会社社員、その下請け、孫請け会社の社員、自治体労働者、消防署員や自衛官等さまざまな人たちだ。この人々は、平たく言えば「賃金労働者」だということ。労働の対価としての賃金なくして生活ができない人々によって現在の危機に対する対処がなされているという事実。原発で莫大な利益を得ている経営者(資本家)連中は東京の安全圏で、「直ちに健康に被害が出ることはない」などと世論をなだめているだけだ。
危険な現場に立ち会うこともせず賃金労働者に危ないことを押し付けているこの社会体制こそ問題にする必要がある。言葉を換えれば、現場を知り、現場で生き働く人々が政治の中心に座れば、安全・安心な社会は築かれるということ。

 これらを考えた時、自粛どころではない。安全・安心社会は自民党を中心とした政治ではないことを徹底的に烈しく訴える選挙になってしかるべきで、そのことにより被災地とつながっていくことだ。
 昨日は、後藤かつみ事務所、角倉邦良事務所を訪ね、午後は伊勢崎選挙区の塚越紀一さんと市内の社会福祉法人にあいさつに行った。私自身、長年おつきあいをさせて頂いている施設だが、ここの玄関に「喜ぶ少女」という像がある。あまりに可愛いので写真に撮ってみた。
 塚越さんは5期目を目指しているが、ハッキリ格差社会を産んだ新自由主義からの転換を訴えている。本郷高明候補も弱者の側に立った政治を訴え、小川あきらさんも勿論そうだ。働く人々の代表としてなんとしても勝利したい。
 小川あきらさんは5日(火)午後7時から前橋市のロイヤルチェスター前橋(大友町1-2-11)で総決起集会を開く。自粛なんぞしていない。総結集を訴える。

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