2011年4月11日月曜日

県議選と映画祭が同時に終わった

昨日投票の県議選の結果は、支持した候補者のほとんどが当選しほっとした。しかし前橋で本郷候補が届かなかった。選挙は厳しいもので数字できっちり表れる。各人、1昨年の政権交代時と様変わりの逆風のなかでそれぞれ全力でたたかい抜いたことに敬意を表したい。
昨年は支援した候補が落選続きだったこともあり、久しぶりに爽快感を味わった。ベテランの塚越紀一さん、新人の小川あきらさんなど多彩な面々が群馬県の未来を語り、日本社会の有り様を語る姿が目に浮かぶようだ。
 
時期を同じくした高崎映画祭では今年は9本の作品しか観られなかった。なかでも「ヒトラー最後の12日」はよかった。戦争は始めると止めることがいかに困難か教えてくれている。ヒトラー夫妻、最後は自殺、その取り巻き連中の多くも自殺、これが戦争遂行した者たちの責任の取り方か。犠牲になった者たちはたまったものじゃない。
日本も同じことがいえる。原爆を落とされ膨大な犠牲者を出さなければ敗北を認めようとしなかった。国益、国策のもとで大衆に徹底的な犠牲を強いるのが戦争だ。そのことも喚起させてくれる。
そして原発も現在進行している福島原発事故がとことん危険な方向に進まないと止められないのか。この辺で大衆の意志を表現した方がいい。
東京都知事に78才の石原慎太郎をまたまた選んでいるようなことではいけません。

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