2011年7月9日土曜日

「原発を考える連続学習会」始まる

梅雨も明け、とにかく暑い毎日がこれからいよいよ本格化する。体調に気をつけていても集中力が続かなくなることはよくある。これだけは自信のあった目も悪くなってきた。考えて見ればもう50代後半だからね。そんな時は休み、寝ることにしている。
 しかし、この時期、さまざまな夏の企画やらの誘いがたくさん来る。できるだけ参加するつもりだが、全部というわけにはいかない。7日には平和運動センターの各自治体への要請行動があった。 
  今日からは群馬会館での「原発を考える連続学習会」が毎週土曜日午前9時から開催される。私が連絡先として新聞に載ったためか、6人ほどの人からの問い合わせがあり、関心の高さを示しているようだ。参加してみると会場いっぱいの人が集まり、原発と原爆の講義を聴いている。内容をわかりやすくした資料も揃えてあり、質疑等も平場のやりとりなのでいい感じだ。
それにしてもこれまでの原子力政策のなんと無展望・無責任のことか、そこに政・財・官・大・メデイアががっちり組み込まれて「原発は安全です」とウソを振りまき、批判する人たちを徹底的に排除してきた。
 菅首相は勿論支持できないけど、では他に変わってどうなるとでもいうのだろうか。むしろ菅の原発に懐疑的な姿勢を考えると、この際、誰にも期待できないのだからこのままやり抜け、脱原発を一層推進しろ、といいたくなる妙な感情がわいてくる。
 この酷暑の夏を生きなければならない被災地の人々、原発事故で被害を被った人々のことを思うと、政治の無力さに怒りばかりがわいてくる。

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