2011年7月18日月曜日

今日はひねもすのたりのたりかな、の気分で始まった朝だったけど

今日は全く予定がないので、涼を求め、本でも読もうと朝のうちは思っていたけど、そうはいかないのが娑婆の常。
 大沢知事の知事公舎への女性連れ込み事件をこのままにしておいていいのか、「公舎を我々にも解放しろ、使わせろ」と遊び人の面々を連れてデモかけよう、などという県民の声まで来ている。とにかくこのままじゃあきません。なんらかの行動は起こします。
しかし、今日は読書と昼寝だ。西園先輩から借りた本、「伽耶を知れば日本の古代史が分かる」を読み出したら、最初からこれまでの認識がひっくり返るほどの内容なので、ジックリ取り組むつもりだ。

8月21日の広瀬隆講演会」のチラシもできた。明日から動き出す。世の中、この事故を期に、「脱原発」に動くかのように多くの人が見ているが、そんな甘いものじゃない。推進派の連中は時期を見て再度、原発推進攻撃をかけてくることは間違いない。核武装の意図を隠そうとしない連中がいるではないか。原発の真実をしり、怒りをもって、しかも冷静に原発を止め、原発に依存しない社会を創造していく事が大事。
菅首相の「脱原発発言」に対し幻想を抱いてはいけない。大衆的支持なくして、大衆が政治を獲得することを抜きにして、「脱原発社会」はつくれない。それは真実から目をそらさない勇気ある圧倒的な大衆を育てる事を抜きに語れない。そのためにも広瀬講演会の位置付けは重要だ。

「炎628」は圧倒的にすごい作品だ。家族をナチスに虐殺された少年がパルチザンに入り、戦争、虐殺を経験する中で、老人のような顔になっていく。恐怖と憎しみに満ちた少年は、ヒトラーの肖像を打ち抜く、そしてヒトラー伍長も打ち抜く。しかし母親に抱かれた幼少のヒトラーを打ち抜くことはできない。ユダヤ人を絶滅しようとしたナチス思想との相違だけを描いたのものではないが、印象的だ。
「事情によったら戦争も仕方ない」などと考える人たちに是非、戦争のむごさをもう一度考え、「戦争は絶対いけない」の決意を固めて頂きたい。
シネマ前橋で7月22日まで。小見さんがんばってるよ。

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