2011年12月3日土曜日

佐藤幸子さんの話を聴く

高崎市にある中医研内で開かれた佐藤幸子さんの講演会に参加。
佐藤さんは「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人」として対政府交渉などを積極的にしている女性だ。

※福島の人口を維持しようとする県と政府は、避難したくてもさまざまな事情で避難できない人たちを被曝の実験台にでもしようとしているのか。しかし、すでに10万人の人口減が生じている。

※ 多くの県民に正しい情報が知らされない中、原発事故が起きたとき、真っ先に逃げたのは医師と東電社員とその家族。交通渋滞の中で多くの子どもたちは被曝した。

※こんな惨状の時、海外へ原発を輸出しようとする政府には怒りしかわかない。事故は輸入国持ちか。

※すでに農薬、化学肥料、添加物、洗剤、消臭剤、電磁波、塗料、インクなどから体は悲鳴を上げていた。その症状のひとつとしてアトピー性皮膚炎がある。このように免疫力の劣っているとき放射能の被害が加われば、どのようなことが起きるかわからない。

 今できる防護は、内部被曝を少しでも少なくするために、特に子ども、妊婦、若い女性に汚染されていない野菜、米、水が必要。そのための「野菜カフェ」を開店するそうだ。
 
本来なら政府や県がすることだろうに全くあきれた話だ。
 
 質疑では福島から来た人が、危機感を込めて発言した。「海外の人からは、このような大事故に合いながらも、暴動ひとつ起きない日本とはどういう国だ、と言われる」と。はあ。
 少なくても黙っていたり、祈っていたりだけでは原発は止まらないことだけは確かだ。推進派の腰が抜けるような状況をつくる必要がある。

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