2011年12月21日水曜日

金正日総書記の死去を悼んで朝鮮総連群馬県本部を弔問

17日朝鮮民主主義人民共和国の金正日総書記が逝去した。国交断絶状態の中での相手国指導者の死にどう向き合うべきか。
日本から近い国・共和国と国交がないこと自体が異常だ。日朝間の国交回復を追求するなら、敵対だけでいいはずがない。拉致事件を口実にことさら「経済制裁」に明け暮れ、「圧力一辺倒」外交で何が前進したというのか。何を生み出したというのか。懐疑と憎しみだけではないか。
外交の大局を見据えたキチンとした対応が全くできていない。
 在日朝鮮人が深い悲しみに沈んでいる時、金正日総書記への評価はともかく、彼らに慰めの声をかけるくらいのことすらできないほどの日本人に成り下がってしまったのか。
 拉致被害を声高に叫んでも、朝鮮植民地政策のなかでどれほど過酷な状況を朝鮮人に強いてきたか少しは反省する必要がある。
 日本には数十万人の在日朝鮮・韓国人が生活している。植民地政策の結果だということがすっかり抜け落ちているのではないだろうか。困ったものだ。
 今から始めるしかない。互いに対等な立場での信頼関係を築き上げることしかない。
 日朝国交回復から朝鮮半島の南北統一までを視野に入れようとしている者として、朝鮮総連群馬県本部を弔問した。

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