2012年6月3日日曜日

〈フラメンコ・フラメンコ〉〈ルート・アイリッシュ〉

〈フラメンコ・フラメンコ〉は映画の中での説明は一切なく、一流人たちがフラメンコをひたすら歌い、踊る映画だ。
 フラメンコは歌、踊り、ギターの伴奏が主体となったスペイン・アンダルシア地方に伝わる民族芸術だが、情熱的でダイナミックな世界はまさに生の讃歌。
次から次へと繰り出される歌と踊りにに圧倒される映画。

〈ルート・アイリッシュ〉はケン・ローチ監督の最新作。
「真のイラク戦争終結は、すべての戦争請負人たちが、あの地から去ってはじめてなされると我々は信じている」というケン・ローチ監督の思いを映画化したもの。
 ルート・アイリッシュはバクダッド空港と市内の米軍管理区域グリーンゾーンを結ぶ12㎞の道路のことで、米軍によるイラク侵攻後は、テロ攻撃の第一目標とされる「世界一危険な道路」となった。
 監督の良心が映画化された。

〈フラメンコ・フラメンコ〉〈ルート・アイリッシュ〉ともにシネマテーク高崎で6月15日まで上映。 

 注文していた安田浩一著「ネットと愛国(在特会の闇を追いかけて)」が手に入ったので読み出した。
度を超した在特会の行動の原点を見いだせればとの思いで読んでいる。

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