2013年12月31日火曜日

一日が過ぎるだけで新年とは妙な感じだけど一年生きてきた。

 世界は明日、新年を迎える。
毎年思うことだが、いつもと同じ時間の経過の中で、一日(24時間)が経過するだけで、明日は新年となり、今日は旧年となる。
「新年、おめでとう」と言い合う姿につきあいながらも、何か笑っちゃう自分がいる。
 季節感がある国だからそれはいいとしても、人間というもの、どこかで区切りをつけないと、前へ進めない動物なのだろう。
 一年という期間が自然の摂理を合理的に受け入れたものなら、社会科学的な人類社会の進歩も合理的に受け入れることを準備する時期ではないか。そうでもないと、未来社会が悲惨すぎる。
 「資本主義の千年、万年天国」とは行くはずもない。
しかし、これは一年単位でしか先を見ることができない近視眼的な人には、まるで見えてこない。
人間が歩んできた道(歴史)にその答えはある。
《過去に目を閉ざす者は未来に対し盲目である》

 未来を知るために映画を観る。今年は参院選挙や自分の選挙もあり、思うように観ることはできなかった。また、良質の映画を提供するシネマまえばしの休館も痛い。復活を心から願う。

この一年に観た映画を羅列する。
「野いちご」監督イングマール・ベイルマン
「故郷よ」監督ミハル・ボガニム
「きっと、うまくいく」監督ラージグマール・ヒラニ
「THE FUTURE」監督ミランダ・ジュライ
「塀の中のジュリアス・シーザー」監督パイロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ
「千年の愉楽」監督若松孝二
「最初の人間」ブリュノ・ペズリー
「ビラルの世界」監督ソーラヴ・サーランギ
「死刑弁護人」監督齊藤潤一
「声をかくす人」監督ロバート・レッドフォード
「情熱のピアニズム」監督マイケル・ラドフォード
「希望の国」監督園子温
「そして父になる」監督是枝裕和
「清洲会議」三谷幸喜
「わたしたちの宣戦布告」監督ヴァレリー・ドンゼッリ
「幕末太陽傳」監督川島雄三
「ハナ・奇跡の46日間」監督ムン・ヒョンソン
「約束・名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」監督齊藤潤一
「パリの恋人」監督スタンリー・ドーネン
「共食い」監督青田真治
「阿賀に生きる」監督佐藤真
「シェーン」監督ジョージ・スチーブンス
「台湾アイデンテイテイ-」監督酒井充子
「恋する輪廻」監督
「天使の分け前」ケ監督ン・ローチ
「タイガー」監督カビール・カーン
「命ある限り」監督ヤシュ・チョブラ
「黄金を抱いて翔べ」監督井筒和幸
「夢売るふたり」監督西川美和
「11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち」監督若松孝二
「ギリギリの女たち」監督小林政広
「桐島、部活やめるってよ」監督吉田大八
「漆黒の闇で、パリに踊れ」監督フイリップ・ルフェブル
「マリリン7日間の恋」監督サイモン・カーティス
「タケヤネの里」監督青原さとし
「カムイと生きる」監督小松英樹
「故郷の詩」監督嶺豪一
「たまの映画」監督今泉力哉
「こっぴどい猫」監督今泉力哉
「死刑台のエレベーター」監督緒方明
「カルメン故郷に帰る」木下恵介
「喜劇・各駅停車」監督井上和男
「一粒の麦 地に落ちなば (求道の人・角田儀平治)」監督池田博穂
「リンダリンダリンダ」監督山下敦弘
「ばかもの」監督金子修介

 高崎映画祭とシネマテークたかさきが根拠地だが、こう書き出してみるとやはり未来が見えてくる。
ジグザグしているけどなかなか明るい未来だ。







 

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