2014年12月13日土曜日

投票依頼の電話に唖然

 知り合いの女性から電話があった。
「安倍政権は歴史を修正する火遊びをしていると、ニューヨークタイムズに書かれ、その囲み記事が上毛新聞でも載っていました。今回の選挙、あなたどうしますか」と。

 日本の右派政治勢力が、従軍慰安婦という歴史的事実を否定しようとする「脅迫キャンペーン」を展開し、安倍内閣は歴史修正を求める勢力に迎合する「火遊び」をしているという社説のことだ。
 安倍首相については、「中国や韓国から批判され、米国でも不満の対象」とし、慰安婦報道に関わった朝日新聞元記者と家族への嫌がらせが続く現状を伝え、「超民族主義者による暴力の迫害」と報じた。
 そのことについては全く異論はない。

 その後、女性は続けた。「目を覚まし、野党に票を集中してください。維新の党にお願いします」と。
 それは違う。維新の党は自民党の補完政党で、今は自民党が充分なほどの議席を持っているから、相手にされていないだけで、苦しくなれば、すり寄り、一体となる右翼政党だ。
 まして群馬2区の維新・石関候補は2007年ワシントンポスト紙に「従軍慰安婦は強制ではない」などという意見広告に賛同し、ひんしゅくをかった人物で安倍と相似形だ。
 維新などに目をくもらされていてはろくなことはない。
目を覚ますのはあなただろう。

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