2009年12月24日木曜日

忙中閑あり 師走の町を歩く

1 件のコメント:

  1. 忙中閑あり
    母なる証明(ポン・ジュノ監督)
    「殺人事件の容疑者となった息子を救うため、新犯人を追う母親の姿を極限まで描くヒューマン・ヒストリー」とチラシにはあるが、内容はすごい。
     《知的障害を持つ息子が犯人として捕らえられ、真犯人を捜す母親が、「彼こそ真犯人」とした男から話を聞くうちに、事実が告げられる。新犯人はやはり息子だった。母はその男を殺して家に火をつける。後日、警察官が家に来たとき、自分が捕まるものと思ったが、「真犯人が逮捕された」という。「真犯人」という若者に面会すると、彼は両親のいない知的障害者。自分が死なせたと思い込んでいる。母親はうめいてしまう。》
     「最も謎に満ちているのは人間そのものである」にはうなずいてしまう。
     2010年1月15日まで、高崎シネマテークで上映されているから行くといいね。

    返信削除