2009年12月17日木曜日

days japan 1月号を読んで

days japan 「一枚の写真が国家を動かすこともある」の1月号が届いた。小さな町に住んでいても世界の大雑把な状況は摑んでいたい。そんな思いから継続購読している。図書館にも購入をお願いした。
今月号は、氷山に取り残されたホッキョクグマの親子の写真だ。1枚のきれいな写真ではすまない。温暖化で氷山が溶け出し、活動場所が次第に追いつめられていることを端的に示す写真だ。
 普天間基地問題、パキスタンでの爆弾攻撃事件、ミンダナオ島での大虐殺事件、そして、インドでのピンクギャングの闘士たちの活動報告など。封建主義の名残りを色濃く残す辺境で、権利獲得と女性の地位向上に向け団結して闘う女性達だ。メンバーはピンクのサリーをまとい、こん棒を持ち、男性からの暴力や不正に立ち向かう。
 世界は動いている。人々が生きるために動いている。人々が生きやすい世界を作り出すため、お互いは意識していなくても、何らかの形で絡み合っているのではないだろうか。意外に世界は狭いのかもしれない。だから、何の力もないくせに、戦争や貧困を放っておけないんだ。

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