群馬県玉村町の町長「石川まさお」のブログです。 「瞬間」と「悠久」は決して対立的な言葉ではなく、「瞬間の中に悠久」が、「悠久の中に瞬間」はあります。何かと対立関係で世の中を見ようとする流れに抗すべく、みんなが集える庵を構えました。 新自由主義政策により社会の格差が広がり、荒んでいくのをくい止めるべく、地域に根ざした活動をします。
2010年1月2日土曜日
謹賀新年
元日は、9時から箱石公民館での新年会に来賓として出席、あいさつをさせていただいた。帰路、何人かの方から、町としての景気対策を強く要望された。私自身、昨年のプレミアム商品券の効果についても聞いている。町内パトロールや小規模な道路補修を効果的に発注することも必要と考えている。とにかく、みんなが元気にならなければならないので、休み明けに、町長に掛け合ってみるつもり。
公民館のある箱石貫前神社、養命寺、午後には玉村八幡宮を参拝した。八幡宮には、玉村の名前の由来を語る玉を抱いた龍が、龍前衆の手により展示され、まるで生きているかのよう空を駆けていた。
そして、シネマまえばしで「阿波の踊子」を観る。会場で早くも、ツッチ-夫妻、高崎シネマテーク支配人と出会う。思考回路が似ているのだろうか。
マキノ雅弘監督、長谷川一夫、高峰秀子出演作品だが、その最終場面はすごい。最高潮に達した阿波踊りの大群衆が、兄の仇討ちを図る侍を支援するため、踊りながら目標の陣屋になだれ込み、その人物を踊りの渦に巻き込みながら連行する場面には、正直、圧倒された。祭りのエネルギーに政治的意図を加えれば、どんなことが起きるか教えているようなもの。制作されたのが日中戦争最中の1941年というのもすごい。熱があった時代なのだろう。
「西鶴一代女」「山椒大夫」「雨月物語」「浮雲」など一挙上映されている。
夜、自宅でテレビを観ていたら、たまたま、「めがね」が放映されていた。「かもめ食堂」を思い出しながら観た。出演者の光石研さんには玉村町に来ていただいたこともあり、年賀状を書いた。
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