2010年3月26日金曜日

映画「あんにょん・サヨナラ」

2月から楽しみにしていた映画、群馬県平和運動センターを中心とする実行委員会主催の県内4ケ所上映企画の3会場目の今日は、高崎シティーギャラリー。
 後藤かつみ、角倉邦良両県議が実行委員長を務め、始めと終わりにそれぞれ挨拶をした。二人とも若く問題意識もしっかりしている。何かと荒んだ社会の中で、排外主義や歴史の歪曲で自己満足する風潮に対し、押し返す運動の先頭に立つにはうってつけのコンビだ。
 日本軍に強制的に徴用され、中国で戦死し、靖国神社に合祀された父親を、靖国神社から取り戻すために苦闘する韓国人遺族に寄り添い、ともに闘う日本人の姿を通して、歴史の真実や靖国問題の本質に迫る作品。「靖国神社は軍事施設」と言い切る高橋哲也東大教授の言葉は説得力がある。「韓国併合」から100年目の今年、このような上映会を企画したことに敬意を表したい。
 4回目の上映会は4月10日(土)午後2時から吾妻文化会館。
そして明日からはいよいよ「高崎映画祭」が始まる。

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