2010年5月15日土曜日

辻元清美、保坂のぶとと語る会


11時から高崎音楽センター会議室で夏の参議院選挙に向け、辻元清美と保坂のぶとを招いての集会が開かれた。辻元は政府中枢に入っているのでそれなりの情報を持っているが、それでも保坂の情報はどうしても必要なものだという。
 確かに、八ツ場ダムを中心とした公共事業に関しては保坂は1級の情報を持っている。しかし、それにはそれだけの力を注いでいることも事実。
中学卒業時の内申書に「政治活動を行っていた」と書かれたことで高校進学を拒否され、「内申書裁判」を16年間たたかい抜いた。社会の底辺で仕事を転々としながら、独学でジャーナリストになった経歴は大いに評価したい。

辻元は、子どもの頃、親子4人で、店の2階ひと部屋に住んでいた。風呂もトイレもない部屋にだ。友達の誕生会には行けても、自分の誕生会に友達を呼べない。これが今もヒガミになっている、と告白する。今、政府中枢で、住宅政策の抜本的変革に取り組んでいる。
 こういうタイプの人間が社民主義政党の社民党で活躍することは大変貴重なこと、組織ではなく、多くの市民の思いを受けて、新自由主義と対決してもらうことを心から願う。

1 件のコメント:

  1. 「政治活動を行っていた」といって干渉すること自体はひどいですね。今頃はもうそんなことはありえないですよね?
    それとも逆に、学生が昔以上に政治的発想をしなくなっているから、政治活動はまず見られないのですか?
    とにかく、こんな厳しい環境でも「政治活動を行なう」勇気があるのは感心です。

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