群馬県玉村町の町長「石川まさお」のブログです。 「瞬間」と「悠久」は決して対立的な言葉ではなく、「瞬間の中に悠久」が、「悠久の中に瞬間」はあります。何かと対立関係で世の中を見ようとする流れに抗すべく、みんなが集える庵を構えました。 新自由主義政策により社会の格差が広がり、荒んでいくのをくい止めるべく、地域に根ざした活動をします。
2010年9月18日土曜日
午前・芝根小学校運動会 午後 「拉致問題」蓮池透講演会
16日で9月議会は終わり、21年度決算は承認されたが、町執行部に対し因縁をつけるような形での反対討論があり、それは違うでしょうと言う形で反論しておいた。2年後の町長選へ向けた動きだろう。
小学校運動会が町の5つの小学校でそれぞれ開催され、母校の芝根小学校へ来賓として参加した。まだ暑いが、1週間前の猛暑とはうって変わり、秋の気配が感じられるなかでの元気のいい運動会だった。空は青く、小学生の元気な声と勢いのいい音楽で賑やかなひとときだった。子どもの成長を楽しみにする親御さんたちが懸命にビデオを回す姿があちこちにある。秋の始まりだ。しかし、この時期の運動会は少し早すぎるのではないだろうか。これも二学期制の影響だ。
午後は前橋市内で、蓮池透さんの「拉致問題」についての講演会。家族会を除名された経緯や拉致問題解決に向けた彼の考え方を話した。「家族会が感情的になるのは理解するが、政府までが一緒になっていては問題は解決しない。北朝鮮批判をすれば国内受けする事態をつくったのはマスコミの責任でもある。今となってはなんのパイプもなくなってしまった。制裁路線からの転換、対話路線の模索はどうしても必要。過去の清算を含めた具体的な動きを堂々と提示しなければならない。」
弟薫さんとの会話も紹介しながらの話は、当事者しか知らない事なので興味深く聞くことができた。拉致問題を北朝鮮批判のための政治道具にしている政府の対応にこそ問題があることに気づくべきだ。
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