2010年10月28日木曜日

群馬町村議会議員研修会に議員全員参加

毎年この時期に開催される研修会だが、全県からの集合となると、吉岡町文化センターがその規模といい位置といい、最適なのでこの会場使用が通常化している。
 今年の講師は大森彌(わたる)東京大学名誉教授と西川孝純(さいかわ たかすみ)共同通信社特別編集委員のふたり。西川さんの話は、メデイアの世界にいたわりには保守的論調が多く、それほど刺激的な内容ではなかった。
 大森さんの話は、地方を理解し、理解しようとしている姿勢がうかがわれた。私が議長だった2年前、東京での研修でも講演を聴いたので2度目の聴講だった。当時から、地方分権推進委員会専門委員などをしていて、自民党の合併推進政策を厳しく批判していた。政権交代前の時期で自民党批判が世間にあふれていたが、「それでも自民党に投票します」と言っていたのが印象的だった。
そして今日は、阿久根市長、名古屋市長そして大阪府知事の3人の名前を挙げて批判していた。「この3人の手法はファシズムであり独裁だ。」農産物の自由化に関しても「アメリカは強行に出れば日本は折れると見ている。政府はなめられている。私の怒りは右翼ぎりぎりのところにある」「合併などしないほうがいい。単独でいてくれればまた講演に来たい」等々、大森さんの考え方に共感した参加者は多かったのではないか。

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