2010年12月8日水曜日

文教福祉常任委員会開催

文教福祉常任委員会を開き、いじめ、就学援助制度についての議論をした。新里町小学校での小学生自殺事件を受けて、「いじめ」問題が焦点になってきたようだ。教師集団と子ども達の集団がある学校では、集団生活の中で起きたいじめは集団生活のなかで解決できる雰囲気、気風を育てることが大事だという事を主張しておいた。鋭角になりすぎてもいけない。全体の治癒力を高める方向での対応が重要だ。
 格差社会のなかで学用品すら買えない環境の子どもが増えていることを改めて思い知らされた。「援助金でパチンコをする親もいる」という枝葉末節な議論は止めて欲しい。本質はそのようなことではない。働こうとしても仕事にありつけない、ありつけても非正規雇用で収入の不安定という状況に多くの人が追い込まれている事を問題にすべきだ。さまざまな観点から議員同士で議論はできた。福祉は甘えだ、という感覚の議員がどうしてもいるんだね。社会構造が見えてないんだ。

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