2011年1月30日日曜日

玉村チーム13位、「ガラス固化」という原子力専門用語を知っている小沢一郎

100キロ駅伝玉村チームは13位という電話報告があった。1位太田、2位高崎、3位伊勢崎だそうだ。玉村の後は14位藤岡ということだけの報告だったが、言葉ははずんでいた。何せでっかい市のチームと対等に渡り合えた自信だろう。達成感を味わうことは来年につながる。継続は力だ。

ところで、民主党の原子力政策に無関心でいられない。2030年度までに少なくとも14基以上の原子力発電所の新増設をおこなうという内容の閣議決定されたエネルギー政策。民主党全体として、原発の議論を深めたことはなく1部の推進派が主導権を取り、進めているのが実態。
2020年までに温暖化ガス削減を1990年度比で25%の削減を目指すという目標に関し、「原発は運転では二酸化炭素を出さない」として原発推進派に利用されてしまった。
前原誠司外相も「原発は安全かつクリーン」と主張している。しかし、「二酸化炭素の排出という意味で申し上げた」と言い、それだけで原発はクリーンと言い切る無邪気な民主党議員が多すぎる。 
 「暴走する民主党の原子力政策」という「金曜日」の記事から抜粋するが、1月17日、「小沢一郎懇談会」が赤坂で開かれた。「民主党はもっと自然エネルギーや代替エネルギーの開発に力を注ぐべきではないか」という質問に答えて小沢は言う。「原発はやはり過渡的エネルギーだ。低レベル放射性廃棄物も一杯になってドラム缶に入れてそれぞれの原発に置いているが、高レベル廃棄物に関し、ガラス固化の技術が完成していない。ガラス固化というのは日本ではまだ危ない。地下水がほとんど全国通じているので、割れると、全部地下水に入ってしまう。最終の高レベルの処理技術は完成していない。」
 これを聞いた記者・伊田浩之は驚いた。小沢の口から「ガラス固化」という専門用語がすらすらとでてきたことに対してだ。日本では、極めて放射能が強い廃棄物を「ガラス固体化」させ、(人がそばに立つと20秒ほどで死亡するとされる)、地下300㍍以下に「最終処分」する計画を持っている。しかし、そこには豊富な地下水があるのだ。

 小沢一郎を批判するだけでなく、単純・薄っぺら・困った君の原発推進議員連中を野放しにしておく方が危険だと認識した方がいいかもしれない。
 

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