2012年5月11日金曜日

正岡子規の終焉の風景に学ぶ・ 安保博史教授

県立女子大の安保教授

第4回の遊学塾は正岡子規の「病牀六尺」の解説だが、いつものように話は逸れ、五木寛之、養老孟司、姜尚中に触れながら、「書けなかったことを書く」までに至る心の葛藤とそれを乗り越えたときの全く新たな感覚・地平を解き明かす。

畢猶(おわりなお)
華の面影 宿すかな (吉野 弘)

高く心を悟りて 俗に帰るべし(松尾芭蕉)

諸事の物に情あり。気をつけていたすべし。
不断の所に むかしより伝ひ残したる情山々あり
                   (芭蕉最晩年の言葉)

安保教授の希望学の神髄に触れるような2時間だった。その評判もあってか貫井町長も参加していた。



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