2013年5月27日月曜日

是枝裕和監督作品、カンヌ国際映画祭で審査員賞

県立女子大での看板 2006年
「誰も知らない」上映後の舞台あいさつ
懇親会での貫井町長と是枝監督

 是枝裕和監督の「そして父になる」がカンヌ国際映画祭で審査員賞を獲得した。
勿論まだ観ていないし、前橋市内がロケ地ということも知らなかった。
 このような映画を身近なところで撮っていただけるとはありがたい。
 是枝さんは実に人間的にも円満な人で、人間の営みの繊細さを興味深く見ているところがあり、その目線に大いに共感している。
 ときに社会的発言もキチンとする人でまだ51歳とか。これからも大いに期待したい。
 その是枝裕和監督作品の上映会を7年ほど前、玉村町の女子大で行った。
 高崎映画祭を企画運営していた茂木正男さんの紹介で「花よりもなほ」「誰も知らない」の2作品を上映し、多くの人に見ていただいた。
上映会後の懇親会も楽しかったことを思い出す。
いつかまた機会をつくり、上映会を企画できたらと思ってしまう。
 
 インド映画を見ようとシネマテークたかさきへ行ったら、時間が合わず「故郷よ」という映画を観た。
 1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故とその10年後を描いた映画だ。
 事故から25年を経て、立ち入り制限区域内で撮影された最初のドラマ映画で、石棺と化した原発とそこで働く労働者、家族、住民たちの衝撃と慟哭の10年を描いている。
 福島原発事故後の今後数十年でどのようなことが起こるのか、気が重くなってしまう。
 シネマテークたかさきで6月7日(金)まで上映。
 
 
 
 
 
 

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