2014年4月26日土曜日

「富岡製糸場」世界文化遺産へ

正門から見た富岡製糸場の東繭倉庫
ガッシリとした木造の建物
当時の自動操糸機械のそのまま
 
髙山社の悠然とした建物(藤岡市)

 「富岡製糸場と絹産業遺跡群」を世界文化遺産として登録するようイコモス(国際記念物遺跡会議)がユネスコ(国連教育科学文化機関に勧告した。
 「伝統的な生糸生産から急速に最善の大量生産手法に到達したことを表している。日本が近代工業化世界に仲間入りする鍵となった」と評価している。
 中に入ってみると、広く高い木造ブロック造の建物が当時のまま保存されていることに驚かされる。
 2月の雪で一部壊れた部分もあるが、明治以降の風雪に耐え、所有会社に先見の明があったのか、戦後も取壊しをせず保存をして、固定資産税まで払ってくれていた。その労がこのような形で報われようとしている。
 歴史をそのままの形で現代に生きる者に手渡す意味を考える時だ。
 昨日は、群馬の森にある朝鮮人強制連行の追悼碑の契約更新につき、「歴史的に意味あるものなので、このまま更新し、後世にわたすべき」と公園課課長に申し入れた。
 韓国、朝鮮との友好碑として将来機能することを銘記すべきだ。
 
 
 

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