2015年10月18日日曜日

芸術の秋を満喫の一日

玉村町水辺の森フェスタ
星野文昭絵画展と日中現代墨画会展
獄中からパレスチナを描く
日中現代墨画展会展を主催する曽勤さん
「魂」の前に立つ書家羽鳥小慧さん

 今日は天候にも恵まれ、各地でさまざまな催し物が行われた。
私は午前中は玉村町角淵の水辺の森公園でのフェスタの模様を観察した。堀越君を中心にした若い企画が音楽を中心にして地域に浸透しつつあることを実感した。生活クラブなどによる出店も賑わいを演出している。今後、森全体を利用したイベントのイメージもわきそうだ。

 正午は飯倉地区での「収穫祭」で地域の人と交流した。夏祭りではなく、秋の昼時のひとときを食事をしながら過ごすのも自然でいい。

 午後からは高崎シティーギャラリーでの星野文昭絵画展へ。獄中41年の星野さんが徳島刑務所のなかで描いた絵画展だ。 基地付きの沖縄返還はペテンとして反対したたたかいは、辺野古基地建設の政府による強行という形で今も沖縄を苦しめ、その主張の正しさを証明している。絵画の繊細な絵が醸し出す星野さんの思いを多くの人に感じ取って欲しい。そして一刻も早い釈放を実現したい。そのためにも全証拠開示が必要だ。

 星野展の隣では大規模に「日中現代墨画会展」が開催中なので、中を見学していると、声をかけられた。よく見ると20年程前に会っていた人ではないか。
曽勤さん姉妹は今、墨画の画家として活躍している事を知った。「一花一世界」という画集を求龍堂から10月に出版した。生徒さんもたくさんいるという。
 その日中現代墨画会展を尋ねていた書道家の羽鳥小慧さんに星野展を観て頂いた。
 刑務所の制約された環境の中で、世界を繊細な絵に描き上げている星野さんに感嘆していた。

 どれもこれも芸術の秋の誘いのままに動いた一日だった。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿