2015年11月12日木曜日

鬼石町でのミカン狩り・群馬朝鮮初中級学校

元気にあいさつ
こんなに採れました。
プチトマトを発見、笑顔がいいねえ。
ミカンの最盛期でしょうか。
みかん園の少女


 今年も鬼石町でのミカン狩りとなった。群馬朝鮮初中級学校の生徒のほとんど全員参加だろうか、バス2台だった。
 ミカンの生育状態もよく、子どもたちは食べながらミカン畑の中を楽しそうに歩いていた。
小学1年生から中学生までいるので、高学年の子どもが低学年のこどもの面倒をみる姿はとてもほほえましい。
 私自身、いつもは先生方と話をすることが多いが、今年は安中から電車通学をしている小学6年生と話ができた。彼女は小学1年生の時から、1人で電車を乗り継いで前橋駅まで来るという。「慣れているから大丈夫ですよ」との笑顔がいい。
 群馬朝鮮学校は給食がないので、みんな弁当持参で通学する。木曜日だけは母親たちが当番を決めて子どもたちの食事を用意する、今日はその日だ。
民族教育を維持するためのご苦労を垣間見た思いがする。
 こういう実情を隣で暮らしている日本人が知らないことはまずいと思う。
 そんななか、藤岡市の農業委員の方から、自宅のミカンと柿を子どもたちに食べて欲しいとの申し出があった。宇宙飛行士の秋山豊寬さんが福島原発事故のため藤岡に避難した数ヶ月間滞在した家だ。心の広い人はたくさんいる。
 社会で子どもたちを育てる事の意味を考えさせられた一日だった。
 今日のお気に入りは、ミカン園での顔だけ写っている少女の写真。

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