2016年2月15日月曜日

始皇帝と大兵馬俑/国立博物館

久しぶりの仲間たち
これが紀元前の中国の姿



一度は見ておこうと思っていた兵馬俑を見る機会があった。
国立博物館での「始皇帝と大兵馬俑」展も残り1週間ほど。
一人でゆっくり行こうと思っていたが、友人の秋山君も時間がとれるというので、ならば、もう一人ご学友を、と言うことで、都内の友人に声をかければ、彼も即答で「行くよ」、と3人様での参観となった。
 還暦越えの土・日は暇をもて余している時もあるようだ。
始皇帝が中国を統一したのは紀元前221年、死してこれ程の規模の兵馬俑を残していたそのスケールに言葉を失う。
 この兵馬俑が発見されたのが1974年という「最近」のことで、それも偶然の発見、そして今も発掘中とはめまいがするほど。
 その当時の日本は弥生時代、まだ文字もない頃だった。日本に百済から文字が入ってきたのが、5,6世紀だから、中国大陸の歴史の展開の早いことに恐れ入る。
 金達寿の「日本の中の朝鮮文化」を読んでいるが、古代日本は朝鮮半島からの渡来人の影響下にあったことがよくわかる。
我々はその末裔だ。
 中国と朝鮮・韓国そして日本、好き嫌いの問題ではなく、歴史的事実としてのつながりは切ることができないし、だからこそ一層の好奇心をかきたてる。前向きに生きましょう。

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