2016年2月27日土曜日

私たちの望むものは

「私たちの望むものは
生きる苦しみではなく
私たちの望むものは
生きる喜びなのだ

...
私たちの望むものは
社会のための私ではなく
私たちの望むものは
私たちのための社会なのだ


私たちの望むものは
与えられたことではなく
私たちの望むものは
奪いとることなのだ


私たちの望むものは
あなたを殺すことではなく
私たちの望むものは
あなたと生きることなのだ


今ある不幸にとどまってはならない
まだ見ぬ幸せに今跳び立つのだ!


私たちの望むものは
くりかえすことではなく
私たちの望むものは
たえず変ってゆくことなのだ


私たちの望むものは
決して私たちではなく
私たちの望むものは
私でありつづけることなのだ


今ある不幸にとどまってはならない
まだ見ぬ幸せに今跳び立つのだ!


私たちの望むものは
生きる喜びではなく
私たちの望むものは
生きる苦しみなのだ


私たちの望むものは
あなたと生きることではなく
私たちの望むものは
あなたを殺すことなのだ


今ある不幸にとどまってはならない
まだ見ぬ幸せに今跳び立つのだ!


私たちの望むものは」


1970年の野外ライブ映像を見ている。岡林信康のシーンだ。
この詩は「私たちの望むものは」だが、「自由への長い旅」もいい。
 ひとりひとりの力、可能性を信じていた時代があった。今も信じているが、選挙目当てだけの変な野党連合は、終わってみると、より右傾化した野党、自民党と相似形の政党ができあがる危険性すらある。

 時代を見据えた職場労働組合や大学、地域でのたたかいを基礎にした大衆運動を抜きに政治は進まない。

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