2016年5月3日火曜日

久しぶりの「夏も近づく八十八夜」/伊勢崎市柴町

芸能大会で賑わう八十八夜
金子宅のメダカ

 自宅(玉村町)から伊勢玉大橋を渡り、二つ目の交差点を右に曲がり、しばらく歩くと柴町に入り、こんもりとした森が左に見える。そこを北側から入って行くと、泉龍寺にたどり着く。
 通常は、寺に寄らず、真っ直ぐ南に向い、五料橋を渡って自宅に帰るのが約1時間半の散歩コース。
 休日(4月29日)は、時間に余裕も有り、気まぐれに動く。
近くに高校の同級生金子君の自宅があるので、顔をだすと、何とメダカをたくさん飼っているではないか。ヤマメまで飼っている。40年以上のつきあいだが知らなかった。
夜だけの友人の朝の顔を見た思いだ。飼い方を教えるから飼えよ、と言われたが、何せ落ち着きのない日常の継続で還暦まできてしまった自分の性格を知るがゆえ、無理なことよ、と眺めるだけにした。そして話は、八十八夜へ。
 子どもの頃賑わった柴町の八十八夜の祭りは今年は5月1日ということで、今も健在。
 当日、金子宅を訪問、そこで祭りを見るどころではなく、上がり込み、ミッチリ手作り料理を頂き、昔話しに花を咲かせた。
夏も近づく八十八夜、こうして地域の人々は季節の変わり目に夜会を開き、交流しながら歴史を刻んできた。
 五料橋をわたり玉村町からも多くの人が、この夜、柴町に足を運ぶ。
 かくて酔客は利根川沿いを夜の散歩道として夜風に吹かれ50分ほどで帰宅し、睡魔の中で気を失う。


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