2016年8月22日月曜日

県立女子大で、「漂白」「お盆の弟」上映会

まずはスクリーンの設置から始まる。
「漂白」の藤橋誠監督と主役の面々は若い
東京で会社勤務をしている秋山さん
二人の監督の映画に対する思いは深い
今日からの北海道視察は台風のため延期、時間がとれたのでこの書き込みとなる。

 玉村町で4年前に撮影した藤橋誠監督の「漂白」、その翌年に撮影した大崎章監督の「お盆の弟」の2作品上映会を昨日、県立女子大学で行った。
 「漂白」に関してはそのオーディション段階、もっと言えば、玉村町で映画を作るかどうかという時点から関わっていたので、思い入れある作品だった。
 もう8回以上観ているが、3年ぶりに観た「漂白」は、その描かれている内容や意味を表現するために、あのような撮影をし、このように編集したのか、そのほとんどを藤橋監督がやってのけていたのに改めて驚いた。
 感動的な作品だと、実は初めて感じた自分がいた。
 久しぶりに会った主役3人の若々しさもまぶしかった。
「漂白」撮影協力の勢いで翌年(3年前)、「お盆の弟」の製作にも関わった。大崎監督を中心とするプロ集団のち密さと厳しさを周辺から見ていたが、その結果の作品が世間の評価を得ているのでとてもうれしい気分だ。
 「お盆の弟」で、離婚届を投函したしばね郵便局を50メートルほど東に行けば、「漂白」で麦わら船を流した利根川があり、そこが姉妹の別れの場所でもある。
 映画は何度も見るとまた違った味わいがある。
玉村町での映画人の交流という意味でも意義深い一日といえよう。

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