2010年9月6日月曜日

姿勢を正して,中国物産館を久しぶりに訪ねる

明日から9月議会が始まるので、気持ちを落ち着けるためにもと、久しぶりに新町の中国物産館に坂本敬四郎さんを訪ねた。仕事の手を休めていただき、扇風機にあたり、快痩茶をごちそうになりながら、1時間ほど話をした。何せ中国の長ーく濃いエキスをそのまま全身に取り込んでいる人なので、内容は深いものがある。対米関係から対中関係、東洋における日本の位置など、さまざまな観点から繰り広げる内容には、一夜漬けの政治論ではとても太刀打ちできない。
 昨年暮れ、小沢一郎が大訪中団を組織した事を、そのとき知っていれば、「1万人規模の訪中団を提言したのに」と悔やんでいた。「民主党代表戦は小沢一郎でいきましょう。2年くらい総理大臣をしてもらって日本の政治をぶんまわした方がいい。政治の仕組みを変えられるのは小沢です。力ある政治家には金は集まるもの、世論、マスコミの偏った批判はおかしい」とのこと。さすが腹が据わっていらっしゃる坂本先生です。


 事務所に帰ると、逆に「菅さんに変えました。小沢さんでは駄目です」というメールも届く。これも熱い思いで語っているのだ。自宅には、一新会会長平野貞夫からの小沢推薦の文書類が届く。どちらも熱くなってるねえ。
 投票権を持たない連合群馬の知り合いが、「菅なんてなにもできない。小沢しかいない。投票用紙が来たら、俺が小沢と書くから持ってきて」という熱い奴もいる。
 回りの雰囲気は、最初は菅の声が断然多かったが、余りにもつまらない内容なので、ゴジラ小沢に期待すると変わってきているのではないか。普天間基地の辺野古移転を小沢なら転換できるのではないか、アメリカにモノを言えるのではないか、裁判員制度に異議申立するのではないかと、リスクを承知で小沢支持が増えてきているような気がする。現状突破力でいえばそれは小沢だ。

 しかし、不肖石川、党籍があっても投票用紙がこないという妙な状況の我が身とあってはいかんともしがたい。どちらがなっても混乱は動乱に発展するとみる。自民党を使った政治支配が終わり、変わった民主党政権も財政破綻を前にあえぐ姿しか見えない。政界再編への一里塚と読んだほうがいいでしょう。政治を民の手に。

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