2013年2月13日水曜日

郷土の祭りから護憲集会へ

上福島のすみつけ祭り
上新田の獅子舞
カメラをまわす藤橋監督

講演する内田弁護士

 11日は朝から、上福島で行われている「奇祭」すみつけ祭りの様子をそーっと見に行ったが、すぐに御用となり、すみを付けられた。
 この祭りへの関心は高いらしく、近在からカメラを持った多くの人がその様子をカメラに写していた。
 その後、上新田へ行き、雪が少し舞う中での荘厳な獅子舞を拝見。
 町が用意した観光バスで30人ほどの人達が参加、「獅子舞」「春鍬祭り」「すみつけ祭り」の3ケ所を回る企画も順調な様子。
 
 
 映画づくりのため藤橋誠監督も撮影に入り、上新田では獅子舞の責任者である須永さんからそのいわれなどを聞かせていただいた。
 
 一日に3つの祭りが重なるので忙しい一日だったが、午後はそれぞれまた違う用事もあり、監督はユナイテッド・シネマ前橋へ、私は前橋総合福祉会館での「危ないぞ、新政権。憲法・教育・原発・・・2.11市民の集い」へ向かった。

 憲法を考える時、必須なのは明治以来の歴史を真っ正面から受け止めることだろう。
 幾度となく大きな戦争を繰り返し、特に第二次大戦ではアジア諸国の2000万人に及ぶ人々を死に追いやり、自国民も310万死んでいった。
 この侵略戦争の事実に向き合えば、今日の過酷な国際状況でも、戦争により解決、決着を付けるなどという発想はできないはずだ。
 戦争によって一切が解決,決着できないことは、戦後から70年近く経ってもその傷跡は消えず、国交断絶状態の国すらあることからも理解できるだろう。
 内田雅敏弁護士の思いが伝わる講演だった。

 集会後、弱ってきた梅が甦るよう利根川沿いにある小さな梅林に炭を撒いた。

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