2010年3月16日火曜日

「台湾人生」から戦争の一面を知る

 今日で3日から始まった3月議会が終わった。一般会計規模で99億1500万円。また国民健康保険特別会計は前年度比3.9%増の30億587万円。景気の低迷で加入者は増加傾向、しかも不況下収納率は下がり基金も底をついてきている。今期は赤字になりそうな状況と聞く。そうはいってもこんな経済状況下、すぐ値上げとはいきません。一般質問は13人、昨年12月議会が15人全員だった。競争で一般質問をする雰囲気は問題、とする空気もあったのでその反映ともいえる。玉村町議会は一般質問の人数でいえば県内でも活発な議会のひとつだ。それぞれが色んな角度から町政に問題意識を持っていることの一つの表れとも思う。

明日は午後から、富岡ゆきお民主党群馬県連会長が玉村町に入り、夜には町内で「囲む会」を開き、夏の陣の体制を作る準備をする。鳩山政権には大いに不満だが、富岡ゆきおさんはリベラル派に属し、群馬県民主党にとりなくてはならない議員だ。歴史的使命をすでに終えた自民党に代わり新たな歴史的使命を果たしてもらわなければならない。。

ドキュメンタリー「台湾人生」、日本人として日本軍として第二次大戦を戦った台湾人の語ったそれぞれの人生。茶摘みをしながら鼻歌を歌う女性たちの姿から始まる。日本語はうまく、若い時いかに日本人として、生きたかを語る高齢台湾人の姿に「人間は信じられる」と思わされる。日本人として愛国心を叩き込まれ、中国とまたアメリカと戦い、敗れたとき、日本政府からは感謝の言葉もなく、日本兵としても扱われず、捨てられ、何の保障もない。「日本人は好きだが、政府は許せない」という親日派台湾人の言葉だけに重いものを感じる。戦争の一面を知るのに非常に役立つ映画といえる。シネマテーク高崎で19日まで。

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