2011年6月22日水曜日

国政がメルトダウンしても地域はどっこい生きている。芝根地区懇談会

芝根地区懇談会が保護者を中心に地元区長、民生委員、学校評議員、議員も参加し開かれた。毎年開催されるもので、子ども達の安全・安心の地域づくりをみんなで図ろうとする懇談会だ。今年はやはり原発事故が話題になった。放射能被害の本当のところがなかなか判らないので小さな子どもを持つ人たちの不安は大きい。技術としての安全すら疑われている今、安心感ある社会を築くのは本当に難しいと実感する。政治が信用されていないのだ。
地域から政治を取り戻さなければならないとつくづく思う。地域から真っ当な議論を発信することだと思う。

6月8日、横須賀を母港とする原子力空母ジョージ・ワシントンから放射性廃棄物を入れたコンテナが運び出された。「放射能にさらされた物質は、通常、外国の港にある間は、原子力潜水艦から搬出される事はない」
これは1967年アメリカが日本政府に対し提出した覚書「エード・メモワール」に記載されている。
アメリカは、陸揚げしないから良い、と言うが艦船そのものから出た時点で違反行為となる。そもそも放射性廃棄物が発生したのは、本来、横須賀基地では行わないとされた空母のメンテナンスが行われたためだ。
母港化を図る際、アメリカが横須賀市に差し出した「エード・メモワール」もどんどん骨抜きされているのが実態だ。国政がメルトダウンしていると、日本のどこで原発災害が起こるかわからない。危険なのは福島だけではない。

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