2011年6月7日火曜日

東京電力群馬支店への申入れと記者会見

今日から議会のため参加できなくて全く申し訳なかったが、我が友・角倉邦良県議を先頭に9人の個性的な面々が東電群馬支店への申し入れ行動を行った。
一連の福島原発での重大事故を受けて5点の事項を申し入れた。
1.東電は、原発の全情報を開示すること。
2.東電は事故責任を認め謝罪し、全被害への補償を直ちにすること。
3.放射能汚染の原因者として放射性物質の除去、除染を行うこと。
4.ただちに東電の運転するすべての原発を停止・廃止すること。
5.東電と関連会社の労働者の待遇を改善すること。賃下げ、リストラをしないこと。
  概略すると以上のような内容だ。
加賀谷さんは「脱原発ダルマ」持参だからその思いの強さが理解できる。9人のうち女性が7人という構成もいい。東電の対応はまずまずだったとか、そりゃ居直れる状況じゃないよ。どんどん深刻な事態になっているのだから。収束と言葉では言うけどかなりそれも厳しいようだ。
 申入れ行動の後、県庁で記者会見をした。東電への申入れと11日午後1時から教育会館で行われる原発勉強会(講師は原子力資料情報室の古川路明さん)とその後の「原発なくてもエエジャナイカ大行進」のお知らせだ。

シネマまえばしで鎌仲ひとみ監督作品「原発を考える三部作」を緊急上映している。「六ヶ所村ラプソデイー」「ヒバクシャ・世界の終わりに」「ミツバチの羽音と地球の回転」だ。全部見たがどれもいい。監督の目線の正しさと真面目さが伝わってくる。特に「ミツバチ・・・」は24日まで上映しているから是非観て欲しい。勇気がわくぜ。11日の勉強会ではその映画の紹介もさせてもらうつもりだ。

悲しい程、既成政党が原発事故に対して何の行動も起こせない中、個人の呼びかけ人形式で始めた運動だが、大きな力に突き動かされている感じがする。このままじゃ社会が終わってしまうという現実的な危機感からだろう。政党のために社会があるのでは断じてない。人間がつくった矛盾に満ちた社会なら人間が変えればいい。「人の前に道はない」のだ。細くても確かな道を若い人たちを先頭につくりだそう。その道筋をつくり出す運動にしたい。

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