2011年8月5日金曜日

SL号が走り抜けるなかでのブルーベリー狩り

今日は天気が心配だったが、松井田の現地は曇り空でそれほど暑くない中でのブルーベリー狩りとなった。朝鮮学校からは元気な子供達や卒業して茨城や東京の朝鮮高校へ通う高校生も参加した。安重根校長先生も同行しての賑やかなひとときとなった。ブルーベリーを食べ、お茶を飲みながらの四方山話は楽しい。
 多くの日本人が誤解しているのは、朝鮮籍を持つ人たちはいわゆる北朝鮮地域出身と思いこんでいることだ。ほとんどの人たちは朝鮮半島南部言ってみれば韓国地域出身者というのが現実だ。韓国という国ができたのは戦後のこと、それまではみんな朝鮮籍だった。日本と国交を持つ韓国籍になった方が、日本では生きやすい、都合がいい等々の理由で国籍を変えていった人たちとそのままの人たちという違いだけなのだ。
古くから、本当に古代から親密な関係にあった朝鮮半島と日本の歴史を知れば知るほど、在日朝鮮人に対する差別と偏見は恥ずべきことと思う。国家間の難問を解きほぐす鍵も在日朝鮮人と真の信頼関係をつくること、ここから全ては始まると思っている。勿論、そのためにつきあっている訳ではないが。子供達の笑顔は希望だ。
 今日はSL号が汽笛を鳴らしながら駐車場南の線路を通過するというプレゼントもあった。

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