2011年8月4日木曜日

周恩来総理に外交の基本を教えて頂きたい自民党3議員

独島(竹島)問題にからみ独島近くのウルルンドという島に視察名義で乗り込もうとした自民党国会議員3人が韓国に入国拒否されたことが大きな問題になっている。
一連の報道から感じたことは、戦争挑発のパフォーマンスということだ。札付きの右翼政治家らしいが、特に自衛隊出身の議員に関しては、戦前の軍部の暴走を想起させられた。こういう行動右翼が国会議員になり、我が物顔で隣国に押し入り「竹島は日本固有の領土」と主張して回る姿は尋常ではない。批判の声が小さすぎる。彼らに「恐怖」を感じ、押し黙っていれば、増長するのは戦前の歴史を少しでも知れば分かること。戦後はそのようなことを繰り返さないという誓いから始まったのだ。
「政府の行為により再び戦争の惨禍が起こる事のないよう決意し、主権が国民にあることを宣言し、この憲法を確定する」憲法前文。
 国政の力が脆弱で外交でも成果を収められず、民衆がストレスを溜めている今のような時は、保守行動派による領土問題や国益論を声高に叫ぶ威勢のいいファシズムが横行する事は歴史の必然でもある。乗せられてはならない。
 奇しくも「周恩来」がNHKで放送されている。彼は外交について「原則を持つことは当然だが、相手の立場を考えることを抜きに外交はない」と言っている。単純・まっすぐ困った君達に教えてやって頂きたい。

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