2011年10月26日水曜日

吉岡町での群馬県町村議会議員研修会

群馬県町村議会議員研修会へ参加するため会場の吉岡町文化センターに行く途中、どこかで昼食をと車を走らせていると、工事中の道の横に「陽なた坂じゅじゅ」という看板を見つけた。もしやと思って行ってみると、緩やかな坂のカーブの途中にその店を見つけた。
 トントンというステップを踏む音が聞こえる。宮田恵さんのフラメンコ教室だった。隣接して「陽なた坂じゅじゅ」があり、そこでパスタを食べた。
なかなかしゃれた店で洋服や装飾品も販売し店の活気も感じられた。最近、宮田さんに会う機会が何となくあり、その彼女の生活の拠点を見つけ、しっかり地に足をつけて生きている姿を知ることができ嬉しくなった。
 「日本の真ん中へそ踊り」をしている友人にフラメンコに路線転換するよう話してみようか。センスが違うから無理かなあ。

 さて群馬県23町村の議員が一同に会しての研修会、講師は全国町村議会議長会事務総長高田恒さん、全国町村議会議長会長の榛東村議会議長高橋正さんを事務的に補佐している人だ。
もうひとりは軍事アナリスト小川和久さん、小川さんの話は結構有意義だった。
3月の大震災当日、帰宅難民がたくさん出たが、東京周辺で大地震が起きたらその被害は想像を絶するだろう、何故、逃げ場、避難場所をつくらないでこんな大都市をつくってしまったのか、危機管理がまるで駄目な大都市と政治を指摘。
危機管理には民心の安定も含まれる。東日本大震災に際し、例えば、何故5年間、大人12万円、18歳以下5万円、住居無料というベーシックインカムを導入しないのか、ベーシックインカムがあれば計画が立つ、被災者が希望を失わないで済むと強調した。
 ベーシックインカムを小川さんが主張したのには驚いた。彼はそういう発想をする人ではないとの予断があった。
 しかし、格差社会を是正する政策のひとつとして有効なベーシックインカムを今の野田政権ができるはずがない。その理念さえないだろう。あれば、TPP締結に血眼になどならない。

 31日は群馬県民会館でのTPP反対集会に参加する。

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