2011年12月1日木曜日

玉村町12月議会始まる。東電職員も傍聴に来る。

今日から9日までの12月議会が始まった。16人の議員のうち11人が一般質問に立つ。各人の問題意識が現れていて興味深い。今日は4人、内2人がTPPに反対する論陣を張る。町レベルではどうしようもないとの声もあるが、国内の大きな課題でもあり、町議会で訴えることは決して間違ってはいない。この町にとっても大きな影響があるわけだし、むしろ国政的な問題意識を抱えてこそ町政も語れる。
私のTPPへのとらえ方は勿論反対、「一次産業を壊滅状態にして、なおそれを上回る利益などない」との確信からだ。
 予定通り「原発事故状況下での安全・安心な暮らしのための施策」を問うた。
原発とはどんなに危険なものか、始末の方法が実は見つかっていないこと、内部被曝の危険性の認識、今後、更に事故の拡大局面があることが予想される中での町の対応準備など、行政に対するものに限っての質問をした。
 放射性物質の混じった汚泥は原発の石棺用に使え、という質問に即答できないのは、無理はない。しかし、それ以外にないことはそのうち明らかになるだろう。
「放射能を甘く見るな」という注意喚起の質問といっていい。

 帰りがけ職員から「東京電力の職員が傍聴して、石川さんの質問が終わったら帰りました」と教えられた。マスクをしていた人がそうだという。
 それなら紹介して欲しかった。教えてももらいたい事がたくさんあるのだけど、まわりに東電関係者がいない環境で生きているので、是非、真意を知りたいと思っていたのに。今後、そういう機会もあるだろう。

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