2012年3月29日木曜日

人と引き合わせる映画祭

上映まで1時間程余裕があったので、近くの鳥久で焼き鳥でも、と入口に近づくと自転車が止まり、顔を合わせることになったのが手川さん。偶然もいいとこだが、元気な様子には安心した。
今、埼玉県内の法務局に勤務している。結構、この店に来ているというからまた驚いた。30分程焼き鳥をつまみながらの四方山話しは楽しかったねえ。
 帰った後、店のマスター、「色んな話はするけど、名前は知らなかった」とか。それでいいのだ。
こんな劇的な出会いを女性としたいものだ、と思いながらシネマテークに入ると、中国人女子学生の趙さんとバッタリ。
昨年、彼女は是枝監督の作品「奇跡」の上映会の時、内容のしっかりした質問を監督にしていたので覚えている。
22才の女性との「劇的な出会い」というわけでもないので、受付にいるもてそうもない草食系の青木君、土田君を入れて人生のハッタリ講義でもしようか。
 さて「まなざしの旅・土本典昭と大津幸四郎」はよかった。まなざしのあり方を問い続けたふたりはどのような姿勢で現実に向かい合い、作品に落としてきたかを見事に描いている。
高崎経済大学の闘争を描いた「圧殺の森」や「パルチザン前史」での滝田修、三里塚闘争、水俣病への姿勢まで紹介する。
その筋の人には必見の作品。
 30日(金)午後6時からシネマテーク高崎で最後の上映がある。

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