2012年12月1日土曜日

鬼石町でミカン狩り//群馬朝鮮学校

隠れんぼできそうな広いミカン畑
ミカンを選びながら自分の手で取るのはやはり楽しい

終わり頃、雨が降ってきたがな何とかセーフ


これから安全運転で帰ります
 久しぶりの鬼石町でのミカン狩りは、先生方含めて50人ほどの大人数でバス2台で現地に乗り込んだ。
 そんな大人数でも広いミカン畑に入ってしまうと、声は聞こえど姿は見えず、という感じ。やたらと子供たちのはしゃぎ声が聞こえるだけだが、それも楽しい。
 今年のミカンの出来はそれほどよくないのは見ただけでわかった。
 そんな中、毎回会っている踊りのうまい女の子に聞くと、中学3年生で、来年は高校に行くと言う。話しぶりも大人で、いつの間にこんなに成長したのかとの感慨もわく。
 高校に行った時、彼女は高校授業料無償化の適用除外が朝鮮高校だけという現実を知るのだろうか。
 この子供たちは大人になっても日本で暮らし続けるだろう。
本国・朝鮮との国交がないばかりに、不利な環境に置かれている在日朝鮮人の子供たち。
 もう少し日本人も関心を持たないとまずい。勿論、良識ある日本人もたくさんいるが、心ない人たちの存在が目につく。
 何も難しく考えることはない。同じ日本社会で生きる人間同士という感覚があればそれでいい。
小さな違いをことさら見つけ出し、あげつらっていても何も生まれはしない。日本人の狭量さが嘲笑を買うだけだ。
 世界の未来は今を生きる子供たちのものだ。子供たちはキチンと見ている。未来の担い手にふさわしい対応をしなければいけない。
 
 
 

 
 

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