2013年3月24日日曜日

午後は安田美絵の反TPP講演会、夜は井筒和幸監督祝賀会

問題だらけのTPPに危機感高まる
最優秀監督賞へ祝杯


安田美絵さんの話は非常にわかりやすかった。
例えば、1.全国の公共事業が外国企業に占められてしまう。
2.食べ物の遺伝子組み換え表示がなくなる。
3.国民皆保険制度が壊され、金持ち以外は満足な医療が受けられなくなる。
4.海外からの労働者の流入で失業者が増える。
5.賃金が安くなり雇用が極端に不安定になる。
6.軽自動車がなくなる。
7.農業は壊滅状態になり、食料自給率は落ち、品質は保証されず、食の安全保障が決定的なダメージを受ける。
 
総じて巨大企業が国家以上に力を持ち、ただ利潤の追求のみに走り、人間搾取の極限状態になり、最後は社会が崩壊していくだろう。
 
 TPPの本質が理解されれば、反対の運動が激しくなることは間違いない。参加表明など吹き飛ばしてしまえ。
だって、人間が生きていけなくなるのだから。
 
 100人ほどの参加者が真剣に講演を聴き質疑をした。
「サルでもわかるTPP」を一冊買い込み読み出した。
 
 帰って、事務所で本を読んでいると、土田君から「今夜9時半頃井筒監督が来る」との電話が入った。結局、監督がホルモン屋に現れたのは10時30分、それから飲み出し、解散は午前0時すぎ。
 24日の高崎映画祭での授賞式(最優秀監督賞)参加のために来たわけだが、群馬に来れば、マネージャー役の土田社長に必ず連絡し、他に用事がなければ、ホルモン屋で放談会となる。
 昨夜も例外ではなく、政府主催の「主権回復の日」の徹底批判、普天間基地と沖縄、在特会、TPPなど社会問題を論じ、そして映画も少し語る。
社会を見据える鋭い目が映画にも当然反映されてくる。
「黄金を抱いて翔べ」を再度観よう。

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