2013年3月4日月曜日

福島原発事故2年目の実態/伴英幸講演会

廃炉への道のりは極めて厳しい






  
《福島第一原発事故、2年目の実態ー何が起こり、これからどうなるかー》と題し、原子力資料情報室共同代表の伴英幸さんの講演が前橋市で行われ、200人ほどの人が聴き入った。

 収束活動に従事している労働者群には相当の技術が求められているが、廃炉まで40年以上を要するなかで、被ばく線量を加味すれば、技術者としての作業員の確保が非常に困難になるだろう。
 
 メルトダウンした核燃料がどのようになっているかもわからないのが現状で、いつ、どのように取り出し、運びだすのかの目途すら立っていない。
 廃炉への道程は全く厳しいと言わざるをえない。40年どころの話ではないだろう。

 使用済核燃料の処分などを考慮すると、原発政策が全くの見切り発車だったことがよくわかる。無責任の極みだ。
これ以上だまされるな。

 原発が稼働しなくてもこの厳しい冬の電力は賄えた事実が示すように、もっと自信をもって原発のない社会を目指そう。
 「原発がないと電力の供給が不安だ」などいう戯言をぶっ飛ばせ。

 10日昼、高崎城址公園に総結集し、財界の僕となり再稼働を目論む安倍政権と対決する反原発の行動を盛り上げよう。

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