2013年9月13日金曜日

玉村町議会最終日

 2日間の特別委員会が終わり今日が議会最終日となる。この間の議論の中で課題はいくつか見えてきた。
 玉村町の給食数がこの数年間、3桁の数で減っている。子供たちの数が減っているということ。5年ほど前は、1日5000食だったのが、現在は4000食を割っている。
 一方で高齢者の数はどんどん増えている。今後の社会保障額の急激な増大に対応し、政府は自助、共助を強く押し進める。税金投入より自分で生き抜け、ということ。
しかし、格差が極めて大きくなった不公平な社会状況下で生きてきた人々に、その老後を自分の力で対応しろ、と言っても所詮無理な話だ。
 そこを解決するのが政治のはずだが、安倍政権は安全保障(戦争準備)と一部大企業の成長(利益追求)にしか気が回っていない。
 独自対応してでも高齢者福祉に寄与できる体制を町はつくるべきと思う。
 厚生労働省調査によると、日本の未来は明るい、と思っている若者は19%にすぎない厳しい現実を見据えなければいけない。  若者が希望を持てない社会がどれほど未来を暗くするか考えた方がいい。
「日本を取り戻す」などと強がりばかりの戦前回帰の右翼政権では、建前だけで、庶民にも周辺諸国にも何の利益ももたらさない。
危険なだけだ。
 
 

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