2014年7月13日日曜日

「時に君たちは、自由のために闘わなければならない」レフ・ワレサ




 
 午前中は国民平和大行進の玉村町網の目コースを20人ほどで歩いた。歩きながら参加者といろんな話ができ、なるほどと思うこともあった。安倍政治に危機感を抱いているのが共通点。
 午後は立正佼成会高崎教会で15日に行われる儀式の練習、この世界も知っていけば深い。しかし、今は、ほとんど表面をなぞるような状況。
 その後、シネマテークたかさきで「ワレサ・連帯の男」を観た。
レフ・ワレサ、まだ元気なんだ。
 ソ連を中心とする東欧のスターリン主義国家が倒れた東欧民主主義の口火を切ったのがポーランド独立自主管理労組「連帯」の闘い、その指導者がレフ・ワレサだ。
 1980年代当時、グダニスクのレーニン造船所で電気工として働いていたのがワレサ。
 私自身、当時の「連帯」の闘いに釘付けになっていた。なにしろ、スターリン主義の圧政と弾圧は非常に過酷で、反乱を起こすことなど無理だろうと思えたからだ。
しかし、社会の余りの矛盾にグダニスクの労働者は闘いを開始した。ワレサはその象徴であり根性あるリーダーだった。
 労働者が真に団結すると国や歴史を動かせることを実証したこの「連帯」の運動は、今日の日本社会にも通用する。
 新自由主義と安倍ファシズムと対決し勝利できる運動、それは社会の生産を担っている労働者の団結した力を基軸に据えた広範な人々の連携だろう。勝利の展望を感じさせる映画だ。
《時に君たちは,自由のために闘わなければならない》
 シネマテークたかさきで7月18日まで。
 

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