2018年12月30日日曜日

瞬悠庵で忘年会2018

忘年会参集の仲間
神々が集ったような語りの塲となった。
手打ち職人の岡田うどんを食べないと帰れない

 様々なことのあった2018年を振り返りながら、新たな年を迎えようと、瞬悠庵に集まった仲間たちと話を弾ませた。まずは元気に今年も生き抜き、再会できたことを喜びながらも、この激動期、真っ当な政治、真っ当な社会を求める気迫みなぎる忘年会となった。
 日常は全く違う場で生きている個性悠々の個人の集まりほど、団結したとき力を発揮する。
 国民が求めてもいない数々の法案を強行採決の末、逃げ口上で「これからも丁寧に説明をしていきたい」としか繰り返すことのできない追い込まれた安倍政権に断を下す新年としたい。
 衆議院議員となって2度目の冬を迎えた堀越啓仁君も仲間となって参加する忘年会、来年に向け動き出す。

2018年12月23日日曜日

映画「華氏119」/シネマテークたかさき



 師走もここまできての3連休、ゆっくりしていられないのは毎年のことだが、今年は、これまで保留になってきた仕事が数件動きだし、年内に法務局に持ち込むことを依頼された。そのため、昨日は藤岡、前橋へと本人確認のために動き回り、今朝はジックリ遺言の相談を受けた。
明日は書類の整理にあてられるので、この3連休は有意義なものとなりそうだ。
 もっと意味あるものにしたいと行った先がシネマテークたかさき、「華氏119」。

『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』などのマイケル・ムーア監督が、アメリカ合衆国第45代大統領ドナルド・トランプに迫るドキュメンタリー。自身が突撃取材を行うスタイルで知られるムーア監督がトランプファミリーが崩壊しそうなネタを暴露し、トランプ政権による暗黒時代からどのように抜け出すかを示す。 

 トランプはいきなり出現したわけではない。オバマ政権がトランプの登場を準備していた側面があることを暴き出す。
 教育の民営化に反対し、団結しストライキで要求を勝ち取る教員組合、学校での銃による犠牲を止めるために動き出した高校生を先頭とする若者たちの動きは、日本では余り報道されないが、キチンと取り上げている。
 選挙だけでは、予定調和的な政治の本質は変わらないことも指摘している。この変に未来への鍵があるのだろう。

2018年12月16日日曜日

予期せぬ人からシクラメンの花

狸と蛙とシクラメン
真理は人を自由にする
歓迎宴で孫哲秀対文協局長を囲んで

 12月議会が終わった12日、事務所に花が届いた。開けてみれば鮮やかなシクラメン、花にはそれほど関心ないが、どんな女性が送ってくれたのか、と送り状を見れば、角田義一さんから。妙な感覚に囚われながらも、翌日、金剛山歌劇団公演と訪朝団の合同忘年会の席上でお礼を言った。
 事務所には羽鳥小慧さんが書いた「真理は人を自由にする」の書、信楽から連れてきた狸と蛙、星野文昭さんのカレンダーがあるが、シクラメンの花で華やかな年末となった。
 確かに、角田義一さんとの一年は深いものがあった。
年頭から何の迷いもなく立憲民主党群馬県連合に角田義一最高顧問、角倉邦良県議と共に結集。その後は、党勢拡大のために動き続けた。
 朝鮮半島での戦争回避に向けた南北会談、米朝会談と続いた激動に、日朝友好親善のための朝鮮訪問を決断し、晩秋の10月、仲間と北京経由で平壌に渡り、有意義な交流を進めてきた。機会があれば少しずつその様子も公表したい。
 そして、沖縄闘争を闘い獄中に44年もの間(マンデラ大統領ですら27年)、囚われの身となっている星野文昭さんの解放を求め動き出している。
「思想、党派の問題じゃない。人権問題だ」と鋭く指摘する。
 角田義一さんは、戦争は絶対許さない、人と社会を分断する経済格差を許さない、とする姿勢で一貫している意気軒昂な80代、今後も共に進みたい。


2018年12月2日日曜日

映画「教誨師」・シネマテークたかさき

圧倒的な主演・大杉漣

 4日から始まる12月議会の一般質問の準備をほぼ終え、11月は忙しくて行けなかった映画「教誨師」を観にシネマテークたかさきへ。
 大杉漣の初プロデュース作品にして、最後の主演映画となった「教誨師」の監督は佐向大。
 受刑者の精神的救済を目的に講説する教誨師、この映画では6人の死刑囚と対話しながら、自分の言葉が本当に届いているのかの葛藤を描く。
 死刑執行というギリギリの現場での対話は、刑務所側と死刑囚側それぞれ微妙にずれて解釈する場面は、おかしさも誘うが、それぞれ背負ってきた過去との向き合い方が違うことで、社会の深さも描いている。
玉置玲、烏丸せつ子、光石研などの演技も見どころ。
 《12月7日までシネマテークたかさきで上映》