2011年6月16日木曜日

久しぶりの梅の収穫

昨年は時期を外してしまったが今年は何とか大粒の梅がなった。ほとんど手入れをしない梅畑には申し訳ないが今年は頂きます。もう少し手をかければもっと元気な梅林になるとは思うのだがそこは天性のものぐさ、根が続きません。しかし、自然の巡りはすばらしいものを生み出してくれるとつくづく思う。一秒一秒の歩みがあらゆるものを生み出し、成長させ、命の限り生きさせ、そして最後は死滅する循環のなかで生きている。そのことを理解できれば、もう少し謙虚に穏やかにみんな生きられると思うのだけど、現実はすさまじいばかりの喧噪と闘争、嫌ですねえ。

 福島原発事故を契機にイタリアでは原発の是非を問う国民投票が行われ圧倒的多数(9割以上)が脱原発を選択した。すごいねえ。逆の事が、ヨーロッパで大きな原発事故が起きたとして、日本では国民投票とはならないだろう。過酷な原発事故が進行中にもかかわらず、全く頼りにならない政治状況に多くの人が苛立ちを深め、政治を民衆の手に取り戻すその道を歩み出したことも事実で、このことはメデイアからは意図的に伏せられる。
「この道を行け、人にはその言うにまかせよ」だ。

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