2013年8月8日木曜日

松井田町でブルーベリー狩り

ブルーベリーの分配、向こう側には線路
帰り際に全員集合
こういう植物もありました。

 今年のブルーベリー狩りは、勿論、真夏なので暑かったが、曇り空でもあり、炎天下での作業ではなかったので少しは楽といってもよかった。それにしても蒸し暑かった。
 群馬朝鮮学校も夏休み中だが、子供たちの課外授業という形を取ったのだろうか、わざわざ登校し、安重根校長先生をはじめ何人かの若い先生方の引率で、元気な子供たちが、畑の中を自在に動き回りながら、ブルーベリー狩りを楽しんでいた。
 
 
 群馬朝鮮学校には、小学1年生から中学3年生までの生徒がいるが全校でも50人足らず。学校経営も大変厳しい。
大きな家族のような学校なので、年上の生徒はまだまだ幼い小学生のしつけなどもする。
 日本に朝鮮学校があり民族教育をしている。そのことを理解できない日本人もいるようだ。
日本人が逆の立場だったら、全く同じことをするだろう。
 苦難のなかで生きざるを得なかった在日朝鮮・韓国人のこの100年の歴史をもう一度学び直そうかと思っている。
それは日本の歴史だからだ。
 現実には、朝鮮学校で学んでいる子供たちは朝鮮半島に一時的に行くことはあっても、日本で生き抜く人たちだ。
 彼らの帰る場所は朝鮮半島にはもうないのが現実、だから自らのアイデンテイテイーを確認するため民族教育が必要となる。
 また、北東アジアの今後を考えたとき、在日朝鮮・韓国人の果たす役割は相当重要となる。だから、しっかり学び、遊び、成長して欲しい。
 今の日本社会に朝鮮人に対する差別はあっても特権などはない。
 怒りや不安のなか、歯を食いしばり在日同胞達と生きているのが実態だろう。
 しかし、どの民族、どこの国籍に関係なく、未来は子どもたち、若者たちのものだ。このことさえ理解できれば、物事は前進する。
 
 昨日、酒井充子監督作品「台湾アイデンテイテイー」を観た。
子どもの頃から台湾、日本で日本語と日本文化のなかで育った台湾人のドキュメンタリー映画だ。
 1945年敗戦と共に日本軍は台湾から撤退、その後、中国共産党に追われた蒋介石軍が台湾に流れ込み、圧政を続ける。   その中で生きてきた台湾人の話を特集したものだが、高齢化した人たちは必死に自分の拠って立つアイデンテイテイーを求め続ける。
 日本語を違和感なく話す台湾人が自らのアイデンテイテイーを、それでもやはり台湾に求める姿は人を圧するものがある。

 戦争や植民地支配が対象の国々、人々に与える影響はその面的規模という意味でも時間軸の長さという意味でも甚大だという認識が必要だろう。
 現実の姿から歴史を学び、平和な未来への礎とする。
その姿勢こそが求められる。

 午後は、伊勢崎市内で開かれた友人石原仁税理士の群馬県総合表彰受賞祝賀会。
 伊勢崎税務署長、伊勢崎市長、玉村町長をはじめ200人くらいの人が集まっただろうか。
それはそれは派手にやってくれました。
 
 
 
 

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