2019年12月28日土曜日

真冬の選挙戦に向けて師走を走る。

事務所開きであいさつ
過日、高崎市内での食事会の前に一枚
研さんの激励に力が入ります。

 多くの方々のお力添えで26日の後援会事務所開きも無事に終わり、様々な意見を聞きながら年末も挨拶回りが続いています。
 そんななか、11月末に高崎市内で会食した光石研さんからの激励はがきが届き、寒さも忘れんばかりの力を得ました。
 翌日、高崎市内での撮影を控えての会食で、話は演技の深さ難しさにまで及びました。映画論はもちろん土田君の独壇場。
 玉村町近くに来たときは、連絡をしてくれる関係になったことも嬉しい。

2019年12月1日日曜日

玉村町長選出馬について

事務所にて

 来年1月26日投票の玉村町長選挙まで2ヶ月を切った中
、未だ誰からも態度表明がありません。
そんななか多くの方々からの立候補要請に対し、慎重に熟慮、熟慮を重ねてきましたが、この度、その意思を固め、29日の記者会見に臨みました。
 「未来に希望をつなぐ町」を皆様とつくりあげていきたいと思います。
 ご理解とご支援をお願いし、まずはあいさつと致します。
               石川まさお

2019年11月24日日曜日

箱石で初めての防災訓練に130人参加

終了後,消防署から講評を受ける
地元消防団による消火訓練
貫前神社境内地での防災訓練に130人が参加
土のうの作り方の訓練

 箱石地区で初めての防災訓練に130人の住民が参加して行われた。
金子区長、猪野区長代理を中心とする関係者の周到な準備もあり、初回としては大成功の住民参加の防災訓練になったと言えよう。
 そこには、台風15号、19号と想定外の台風被害が続出する中で、災害は決して他人事ではないという共通の思いもあるようだ。
 猪野区長代理は伊勢崎消防署長を務めた消防実務のプロということもあり、その人脈も駆使し、伊勢崎消防署職員の参加も得て、土のうをつくる訓練、AEDの使い方講習、煙の中を歩く体験、消火器の使い方実習、そして炊き出しまである実践型訓練を企画していただいた。
 なによりも地元消防団員によるポンプ操法は、参加した住民が、知り合いの「彼」が「消防団員」として活動していることに安心感を得たのではないか。
地域で一緒に暮らす消防団員にとっても、大事な見せ場となり、頼りがいのある存在感を示せたと思う。

2019年11月8日金曜日

見応えたっぷりの上里町役場での作品展

上里町役場ロビー
作品の話しは進む

 仕事で立ち寄った上里町役場ロビーで作品展に遭遇。
神保原公民館を拠点にする7、8人の趣味人の絵画展だが、どの作品も味わい深く素晴らしい。
そのひとりから話をうかがったが、その思い、独自の手法を聞くと、一層、作品に深みが加わる。
私にとり、芸術鑑賞の秋だ。


2019年11月4日月曜日

ハート形土偶と岡本太郎の組み合わせがいい企画展・群馬県立歴史博物館

県立歴史博物館で開催中
映画「太陽の塔」はお薦め

 秋の日和に誘われて午後の散歩は群馬の森公園。
以前から気にかけていた歴史博物館の企画展「ハート型土偶大集合」を見る。
 縄文時代最初からつくられていた土偶が説明書とともに展示されている。
「はあ、そうですか」程度の感じだったが、途中、縄文土器に芸術性を見出した岡本太郎が登場、彼の撮影した土偶写真が展示され、いくつかの作品も見れば俄然、面白くなった。
 人間の暮らし、人間の命の連続性を岡本太郎は見出したのだろう。縄文時代に生きた人たちのメッセージを岡本太郎はシカと受け止めた。
 純粋、真っ直ぐ生ききった岡本太郎を描いた映画「太陽の塔」を思い出した。
 この映画を一緒に上映できれば、この企画展、文字通り「芸術は爆発だ」となっただろう。

2019年10月31日木曜日

それでも面白い「あいちトリエンナーレ・情の時代」

このポーズで1時間立っていると?
ミュージシャンのTシャツを縫い合わせると。

 10月14日、「あいちトリエンナーレ・情の時代」が終わった。
なにか「表現の不自由展」ばかりが、感情的なまでにヒートしたが、他にもおもしろ企画満載といったところ。
 名古屋市美術館に入れば、いきなり世界のミュージシャンのTシャツをつなぎ合わせた大きな布が目にとまる。
これが芸術作品?と思えなくもない。
 印象的だったのは、正装の紳士淑女8人が、同じ姿勢で1時間立っていると、どういうことが起きるか、という企画。
1時間カメラを回し続けた映像を流している訳だが、見る方も1時間立って見るのもつらい。
10分程しか見なかったが、映像の中で紳士淑女が体を曲げたり、くねらせたりしながらもカメラを見続けていた。
最後はどういうことになったのだろう。
 芸術を論として語ることはできないが、作者のそれぞれの思いを勝手に斟酌すればいいのではないか。
 「表現の不自由展」はその真骨頂だった。
一端は圧力に屈しながらも、短期間だが、再開したことを歓迎したい。芸術は本質に反体制、反権力の香ただようもの。
さすが津田大介、「情の時代」とはよく言ったもの。
 

2019年10月27日日曜日

小栗上野介の里を訪ねる小さな旅

講演する大森わたる先生
里見の大正園に突撃訪問
小栗上野介を知ることのできる東善寺
墓の隣にある説明書
秋山博湯長を囲んで

 今年の群馬県町村議会議員研修会は、例年通り吉岡町文化センターを会場に、講師に大森わたる東京大学名誉教授、株式会社感性リサーチ代表取締役黒川伊保子さんをお迎えして開催された。
地方議員として基本的考え方を確認する意味で、また、人間関係特に男女関係の幅に深みを加える意味で、有意義だった。

 夜は「友、東京より来たり」。

高崎で秋山博相間川温泉湯長と迎え、しかし、夜を徹して語り合うほどの話題も熱も体力もなく、10時過ぎには寝た。

 そして今朝、帰るまでの半日程どうして過ごすか考え、結局、相間川温泉で釜めし食べて帰ることに。
 倉渕に行く途中、下里見の梨屋大正園を探しだし寄り込んだ。縁あって知った店だが、とにかく大きく旨い梨、と多いに宣伝、土産として買い込む。
 その後、せっかくの客人のため、倉渕には何もないのか、と言わせないため、東善寺に小栗上野介の墓を訪ねる。
「お墓を見せて下さい」と言えば、「お参りと言って下さい」と返す住職。気に入った、後日、1日かけてお参りするから漏れなき説明を聞きたいもの。
 そして相間川温泉、風呂から出ればドアに張り紙。
「ガソリン代かけても来たい相間川、惚れて通えば千里も一里」秋山博湯長作。
 東京からの友、いたく感動の短い旅を終えて、哀愁の安中榛名駅にひとり乗り込んだ。

2019年10月9日水曜日

こういう映画も乙なもの「YUKIGUNI]

今も働くバーテンダー井山圭一

「BARは人なり」の言葉を体現するようなバーテンダーのドキュメンタリー映画「YUKIGUNI」。
1959年壽屋(サントリーの前身)主催の全日本ホーム・カクテル・コンクールで「雪国」を出品、グランプリ受章。
 以来、現役バーテンダーとして今も故郷の酒田市にある「ケルン」でカクテルを作り続ける井山圭一さんは大正15年生まれ。
 佐高信の出身地、酒田の「ケルン」にカクテルを飲みに行きたくなる映画。

2019年10月5日土曜日

保育園運動会

卒園生の応援も本気
後輩の保育園生を見守る先輩小学生
いじらしい写真
朝鮮学校での懇談しながらの食事も楽しい
お元気な安重根先生を囲んで

 玉村町第四保育所の運動会は、少し風が強めだったが晴天に恵まれみんな楽しそうに過ごした。
私が特に印象的だったのが、保育所を卒園し小学校に入った先輩小学生が、応援にきていたこと。
みんな真剣に後輩の動きを見ている、そのいじらしさがたまらなくよかった。すくすく大人になれ。
 その後、前橋の群馬朝鮮学校で「ウリハッキョの意味を考える」講演があり聞き入った。ウリハッキョとは自分たちの学校という意味。来年は創立60年になるという。
 日本社会で、歯を食いしばりながら未来を見据え、運営していることの意味を日本人こそが知るべきだろう。
日本と朝鮮半島の歴史を学ぶことから接近するといいかも。

2019年10月3日木曜日

喜劇・二本立て観賞.秋です。


お気楽にいきましょう。

 この数年、夜のテレビドラマは見ていない。みーんな事件もので、必ず解決する権力万能神話と勧善懲悪、水戸黄門の現代版と言ったところ。 
 さて今日は、ベイシア文化ホールでの喜劇映画二本立て。チケットは500円とお手頃価格。国立映画アーカイブ主催で「優秀映画鑑賞事業」の一環。
「喜劇・女は男のふるさとよ」、森繁久弥、伴淳三郎が出るとなれば想像もつくだろう。
 そして「大誘拐」は北林谷栄、緒形拳、風間トオル、樹木希林、岸部一徳などが若くおどる。
 想像力が溢れ、寛容さに満ちていた頃だ。
数年前、甘楽町でも見たことがある。玉村町でもやるか❗

2019年9月28日土曜日

今年も「飯倉作品展会場」へ・飯倉公民館

飯倉公民館へようこそ
密照さんの説明に聞き入る。
文化の香りに誘われて堀越けいにん議員も参集
櫻井先生の切り絵はいつもお見事
秋の日和は盆栽を心安らかに愛でること
鑑賞後の懇談のひととき

 今日28日と29日に開かれる今年の「飯倉作品展会場」・飯倉公民館へ。
 会場は広くはないが、盆栽、切り絵をはじめ飯倉区の方々の作品が展示され、文化の香りあふれる空間となる。
 1時前に、会場に入り観賞していると、堀越けいにん衆院議員も駆けつけた。
 齋藤区長、密照政彦さんの説明、苦労話を聞きながら会場を一巡、その後は、南側の別室でお茶を飲みながら懇親を深める。これも秋の味わい方。
 明日の2時まで展示されているので、是非、ご鑑賞あれ。

2019年9月25日水曜日

つかの間の岩宿散策

岩宿遺跡を標す石碑
誠実さが偲ばれる相澤忠洋像
マンモスの骨でつくったイエ

 JAにったみどり笠懸支店での用事が終わり、時間調整の一時間程、近くの岩宿遺跡を歩いた。
今日は、ドームから岩宿記念館まで歩くと汗ばむ程の暑さ。広場にはマンモスの骨で作られたイエなどがある。
 記念館では係の女性が丁寧に石器とその時代を説明してくれた。見学者は石器に詳しいと思える、少なくとも私より詳しい男性ひとり。
 ヒトはどこから来て、どこに行くのか?
AIの時代を決してバラ色と思えない、むしろ懐疑的に考えている私は、国連で、大人達を大批判したスウエーデンの少女に、人類はまだまだ捨てたもんじゃない、との希望をみた。
 誰もが「どこの馬の骨か」わからない存在だが、すべては連なっている。

2019年9月22日日曜日

神田神保町の古本屋街を歩く

本屋の中のカレーショップ
眠れない程面白い「空海の生涯」
剣豪本も面白い

 過日、秋山博合間川温泉湯長と神田神保町界隈の古本屋街を巡った。土曜日のためか休みの本屋もあったが、2時間程じっくり何件かの店を廻った。
 そして買い込んだのがこの2冊。
由良弥生著・眠れないほど面白い「空海の生涯」と長岡慶之助著「上泉伊勢守信綱」。「空海・・」は新書、「上泉伊勢守信綱」は古本で二冊あり、一冊は1000円、他の一冊は3500円の値段がついていた。
秋山に見せようと5分ほど現場を離れて戻ってきたとき、3500円の「上泉・・信綱」はなかった。
 「空海の生涯」
当時、中国語を読み書き、話しもできた空海の学習環境、政治状況が描かれ確かに面白い。
 そして上泉伊勢守信綱は前橋の人、新影流を編み出し
、行き詰まっていた柳生に伝授した人物、書いた永岡慶之助は藤岡に住んでいる。

 歩き疲れた頃、店の中にカレーショップがある本屋に入った。食事をしながら好きな本を読めるという試みだがそこそこ客が入っている。本も売れるようだ。
 秋はこれからだ。

2019年9月12日木曜日

芝根地区区長と議員の懇親会

過日、町内芝根地区の区長7人と議員3人の懇親会の席があった。石川の同級生二人も区長となっている。そして一番若い年齢だから、区長の高齢さもわかるだろう。
会の始めに、今思っていることを絡めて自己紹介することになった。私は、IT、AI社会の予想できない未来への不安を述べた。中に、日韓関係が心配だという区長がいた。この席で日韓関係を語る人がいるとは思わなかったので、後で話を聞いた。
 若い頃から韓国を車やバイクで旅行していたので韓国のことを知る機会があった。「今の日本人、韓国と日本の歴史を知らなすぎるよ。大事な国と思います」と笑顔で話す。
身近なところにまともな人がいた。まだまだすてたもんじゃない

2019年8月31日土曜日

映画「洗骨」・シネマハウス前橋

映画「洗骨」は群を抜いて素晴らしい

 5月、沖縄に行ったとき、バスガイドさんお薦めの映画が「洗骨」、シネマテークたかさきでの上映を見のがしていたので、ドタバタの8月最終日、シネマハウス前橋で、何とか観ることができた。
 期待していた以上の作品で、沖縄の地域の風習を通じ、バラバラになっていた家族の関係を修復させる話を見事に描いている。
 監督、照屋年之、奥田瑛二、筒井道隆、水崎綾女主演。
 シネマハウス前橋、少し上映時期は遅れるが、それだけに味のある作品を次々に上映している注目の映画館。

2019年8月25日日曜日

映画「陸軍前橋飛行場」・玉村町文化センター

上映後、舞台あいさつする飯塚俊男監督

 玉村町文化振興財団主催の映画「陸軍前橋飛行場」上映会には多くの人が詰めかけた。
舞台に近い所に座った私自身、3度目の観賞となるが、初回は追いきれなかった画面の文章が読み切れるようにもなり、全体として新たな発見もあった。
飯塚俊男監督や製作スタッフの平和への願いを込めた「記憶を記録に」の思いが伝わる作品だ。
敗戦時、戦争関係書類の焼却を閣議決定した日本政府とは裏腹に、米国は公文書をキチンと管理している場面も最後に出てくる。公文書管理法を制定した福田康夫元首相も登場する。
 席を立ち後ろを見ると、見覚えのある人と目があったがとっさには誰だか分からなかった。歩いているうちに福田達夫代議士だと思いだし、「お父さんがつくった公文書管理法が安倍政権でまるで無視されているのは困ったもんですね」と一言、ついでに「韓国をホワイト国から排除することは間違ってますよ」と二言申し上げた。
ホワイト国からの排除については「誤解している方がいるんですが、原則にもどしただけで・・・・」との返事だった。

 戦時中、群馬町に陸軍前橋飛行場をつくった事実を知らない人は近在でも多いだろう。近在のことすら知らないのに、中国、朝鮮で日本が戦時中どれ程のことをしてきたか、知ろうとしなければ、知る由もない。しかし、被害者は決して忘れない。もう終わったことなどと言われれば、なおさら怒るのは当然だろう。
徴用工に端を発した日韓の対立が最悪の展開となってきた。その原点は、朝鮮半島を植民地にして彼らに苦痛を与えたことにある。原点に立ち返り、早く友愛精神で関係修復すべきだ」という鳩山由紀夫元首相の何とまともなことか。
 改めて明治以降の日本と朝鮮の関係を勉強する必要を感じた上映会だった。

2019年8月17日土曜日

平松惠美子監督を招いての「あの日のオルガン」・シネマハウス前橋

あの日のオルガン出演者
あいさつする平松惠美子監督

《第2次大戦末期に保母(保育士)たちが幼い園児たちとともに集団で疎開し、東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話を戸田恵梨香と大原櫻子の主演、山田洋次作品の多くで脚本、助監督を務めてきた平松恵美子の監督、脚本により映画化。
戸田が保母たちのリーダーとなる板倉楓役を、大原が天真爛漫で音楽好きな保母の野々宮光枝役をそれぞれ演じる。》
 戦争は、前線での軍隊同士の消耗戦だけではなく、兵士を送り出す、前線から遠く離れた山里までにも、多大な悲惨が及ぶことを、保育園児の疎開を通して見事に描いている。
 シリア内戦や世界中での紛争、貧困から起きる犯罪等々の現実世界を見るとき、また、極端なヘイトが国家と人間を分断して二進も三進もいかない現状を知るにつけ、一見の価値ある映画と言える。
 今日は平松惠美子監督の舞台あいさつもあった。
  シネマハウス前橋で9月13日まで上映。
 

2019年8月11日日曜日

映画「工作」・黒金星と呼ばれた男/シネマテークたかさき

黒金星と呼ばれた男

1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態がたかまるなか、軍人だったパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は北の核開発の実態を探るため、コードネーム黒金星(ブラック・ヴィーナス)という工作員として北朝鮮に潜入する命令を受ける。事業家に扮したパクは3年にもおよぶ慎重な工作活動の末、北朝鮮の対外交渉を一手に握るリ所長(イ・ソンミン)の信頼を得ることに成功し、北朝鮮の最高国家権力である金正日と会うチャンスをものにする。しかし1997年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の裏取引によって、自分が命を賭けた工作活動が無になることを知り、パクは激しく苦悩する。果たして彼は祖国を裏切るのか、それとも国が彼を切り捨てるのか。また北朝鮮はパクの工作に気づくのかー。
監督は「悪いやつら」のユン・ジョンビン、主演は「哭声 コクソン」「アシュラ」のファン・ジョンミン。
 この作品は実話を元にした映画。
私にとり不向きな職業はありすぎるほどあるが、スパイとか工作員、諜報員はもう聞いただけで許してください。「よく職業選択として選ぶよ」が感想だが、外交の深部はこれなんだろうな。
 シネマテークたかさきで8月23日まで上映、ご覧あれ。
 

2019年8月4日日曜日

箱石地区夏祭り

堀越議員あいさつの一曲
まだ明るい会場は和んだ
夜はフラダンス
県立女子大フラダンスチーム
写真を撮るおじさま連

 ケバく、ササクレだった社会になったもんだと誰もが思うだろう。
 韓国大法院が元徴用工への賠償を日本企業に命じたことに対する報復措置として、安倍政権は優遇対象国(ホワイト国)から韓国を除外した。
「輸出管理を適切に実施するための運用の見直し」と言うが、そうであるなら、6月、G20大阪サミットのとき来日した文在寅大統領と会談し交渉のひとつでもする余地はあったはずだ。
一連の経過からすれば、元徴用工問題をめぐる韓国への報復措置であることは明白であり、政治的紛争解決の手段に貿易問題を使うという掟破りであり、直近のG20サミット宣言にすら反する行為といえる。
 そして、愛知県内で開かれている「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の中止が決定した。
 河村たかし名古屋市長が、「日本国民の心を踏みにじる行為」として、「慰安婦」を表現した少女像の撤去を求め、主催者への抗議電話も「表現の自由」として支持した。
 表現の自由とは権力による圧迫からの自由であり、「行政が展覧会の内容に口を出し、認められない表現は展示できないとなれば、憲法で禁じた検閲にあたる。」
 まさに表現の不自由社会となってしまった。
差別排外主義、愛国主義の洪水を押し返す潮流の登場が必要だろう。
 そんな中での箱石地区の夏祭り、体育部を中心に住民参加の自治として勝ち取られている貴重な一日、酷暑のなか、県立女子大学のフラダンスチーム等が彩りを添えてくれた。勿論、堀越けいにん衆院議員も三線持参で一曲披露してくれた。

2019年7月21日日曜日

待望の映画「主戦場」・シネマテークたかさき

「僕たちは希望という名の列車に乗った」
このメンバーで歴史戦

 ベルリンの壁建設5年前(1956年)に旧東ドイツで起きた実話。
高校生二人は列車で行ったベルリンの映画館のニュース映画で、自由を求めるハンガリーの民衆蜂起とその犠牲を知る。そして級友たちに呼びかけて、授業中に2分間の黙祷をする。
この行為が、ソ連の影響下に置かれた東ドイツ社会では、「社会主義国家への反逆」と見なされ、その首謀者は誰かと、追求される。
 密告者になることを嫌う生徒たちとその家族の葛藤は、生徒たちに全ての人生をかけた決断をさせる。
希望を追い求めた若者たちの「小さな革命」を未来へと続く列車とともに描いた実録青春映画。

そして。映画「主戦場」。
「慰安婦問題」論争の本質が分かってしまうドキュメンタリー映画。
話題作でもあり多くの知り合いにも会った。
 (シネマテークたかさきで8月2日まで上映。)
さあて、気合いを入れて投票所へ行くか、変革の3票を。