2013年6月29日土曜日

県立女子大で「漂泊」製作記者発表会

光石研さんも友情出演してくれることになった
個性あふれる出演者自己紹介
テーマ曲「時間」を歌う小林頼司

 7月7日からいよいよ撮影開始の映画「漂泊」の製作記者会見が県立女子大で行われた。
 濱口富士雄県立女子大学長、貫井孝道町長、井田泉県議も同席した。
 大方のキャストも集合すると見事な見栄えだ。昨年からの活動の積み重ねでここまできたが、これからが本当の本番、季節も真夏となり、体力、気力勝負の7月ということか。
 撮影は8日間で、ロケが予定通りこなせるか、今後、スタッフ会議を頻繁に行い、撮影がスムースに進むよう態勢を整えたい。
 この時期、7月4日公示、21日投票の参院選と重なり、特に個人的にかがや富士子の伊勢崎・佐波選対の役員でもあるので、同時並行の活動期間となるが、突き進むしかない。
 こんなことはそうそう経験できることではないので、実は内心、楽しんでいる。
 国政選挙のときは毎度のことだが、今回も玉村町議会でひとりだけで「かがや選挙」に取り組む。
「寄らば大樹、寄らば自民党」。これは私の信条としてあり得ない。
〈汝の道を行け。人にはその言うに任せよ〉だ。
 ところで、この映画に友情主演してくれることになった光石研さんの主演映画「あぜ道のダンデイ-」の病院ロケは角渕のひらが脳神経外科で行われた。
 「漂泊」に光石さんが出演するため玉村町に来るとき、会える機会でもつくれれば、と思っている。
 勿論、協賛のお願いにも行きますよ。お願いに上がらなければ先生に失礼になりますから。

2013年6月28日金曜日

玉村町へ平和行政の推進求め平和行進

平和行進へのあいさつをする浅見議長

 恒例となっている平和行進が昨日、玉村町へ平和行政の推進を求め来町した。
 町からは重田副町長、新井教育長、浅見議長そして私が対応した。
 町としては、それなりに「非核平和都市宣言」の町にふさわしい平和行政を進めている、と応えていた。

 毎年8月15日前後になると、戦争の悲惨をマスコミは押し出し、「二度と戦争はしない」と「誓い」を立てるが、もう秋風が吹く頃には「北朝鮮の危機、中国の脅威」を煽り立て、憲法を改正して、戦争のできる国に変えようとする一部の勢力に押され、不戦の誓いはいとも短期間で忘れられてしまいがちだ。
 とうとう自民党は時代錯誤の改憲案を引っ張り出し、歴史の歯車を新たな戦前に戻そうとしている。

 こういう時だからこそ平和運動、平和行政の推進のための平和行進が必要なのだ。平和運動が行政から遠ざかってしまえば、改憲勢力の思う壺だ。

2013年6月27日木曜日

賑やかに「劇団どくんご」公演後の交流会

雨模様のなかテントはしっぽり濡れていた
このメンバーの組み合わせは絶妙
土田社長の求めに応じサインをする外山恒一

 県立女子大での雨模様の中での劇団どくんごの二日目の公演開始までの様子を見に行った。
 武藤先生とシネマまえばしの小見さんが雑談していた。
話に加われば、30日、ベイシア文化ホールのイベントの前の時間、アシリ・レラさんは小見さんと対談する企画があるらしい。
みんなつながっていることをここでも強く感じた。
「こういうテント小屋のどくんご公演はいいよねえ」と優しい論調でしみじみ小見さんは語った。
 
 公演の開始を確認し、30日の「輝く未来を子供たちに」のイベント会議の終了後の10時頃、加賀谷君達と、上之手公民館に投宿している劇団どくんごとの交流会に参加した。
 そこでは公演を終えた劇団員、武藤先生と学生達30人ほどが無秩序に会話していた。
 昨年に続き、外山恒一さんもいる。彼はどくんごと動いているようだ。
 そこへ土田社長、「どくんご、いよいよ分からないですよー」と言いながら、外山恒一が書いた本を差し出し、彼にサインを求めた。「既成政党全部打倒」の一文入りサインだ。
 その後、彼らがどのような会話をしたのかは関知しない。
 
 この二日間、極めて秩序だった町の一角を劇団どくんごが一時解放区に変えたことは確かだった。
 いいですよ-。

2013年6月26日水曜日

奇想天外、革命的、前衛的〈犬小屋テント劇場どくんご〉公演/県立女子大

テント小屋へ入る人たち
芸達者は相変わらず
歌もしっかりキメル千両役者群
















 3年目ともなると、落ち着いて見られる「どくんご公演」だが、
普段は整然とした女子大の円形の庭に、雑然とつくられた怪しげなテント小屋を見る度、すごいことをしている芸人達だとつくづく思う。
 一人一人の素顔はなかなかの紳士淑女だが、始まればすさまじい演技の続出、連続性とか秩序なんてありゃしない。
 劇団どくんご、このような形態で生き抜いているのだから、世の中捨てたもんじゃない、と思う。
 暮れゆく外の背景まで見事に公演のなかに入れているなどさすがの演出もある。
 警察や自衛隊での公演依頼はまずないだろうことは予想できる。
「どくんごを呼ぶ大学がすごいですよね」とは隣に座っていた藤橋誠監督の弁。
 
 劇団どくんご公演は今日26日も女子大で夕方6時45分からある。人生の中身を豊かにするためにも観た方がいい。
 人生、どう生きてもいいんだ、楽に生きた方がいい、という強い示唆を与えてくれる。
 
 

2013年6月24日月曜日

都議選から学ぶべきこと/主張はハッキリ明快に/かがや富士子

富士子は前向き、あくまで前向き
 
 

 自公が大勝し、共産党が躍進した都議選から学ぶべきこと。
それは安倍政権への曖昧で中途半端な批判では全く通用しないということ。
 安倍内閣の激しい政策(原発再稼働、憲法改正、TPP推進等の新自由主義政策)に対しては強く反対していく姿勢でないと有権者は信用しないということだ。
 〈改憲して戦前のような侵略戦争をする国に戻すことが本当にいいことなのか、原発を再稼働、輸出することは、福島原発事故で大きな被害を今も現実に体験している我が国にとり、余りに無責任で、道理としても許されることではない。
 また一部巨大外国企業の利益のため、日本社会の仕組みすら崩壊させかねないTPPを推進することは、日本を日本でなくする最悪の選択だ。〉

 安倍政権への支持率の見せかけの高さに腰砕けにならず、これらのことを明確に主張すること。
 人びとの暮らしやすさには全く結びつかず、むしろ生活を破壊するアベノミクスの欺瞞性を暴露し、それに一途の幻想を抱いている人びとをも獲得しなければならない。
 
    《悪い奴らに負けないぞ》

28日(金)、高崎市労使会館で午後7時から開催される「TPP問題を考える群馬県フォーラムに参加しよう。

30日(日)午後4時からのベイシア文化ホールでの《輝く未来を子どもたちに》のイベントを成功させよう。

2013年6月23日日曜日

早朝から梅もぎ、今日が最終でした。

朝6時から本格的に梅もぎ開始

 15日から断続的に行ってきた今年の梅もぎも今朝が最後となった。
 梅の木は4本だが、すべて父親が生前植え、管理もしていた。もう両親もいないので、梅林を相続し、懇意にしている人に採ってもらっている。
 手入れはほとんどしていないが、弟が下刈りを適当にしてくれるのでありがたい。
 今年は2月に高階さんから炭をいただき、梅の木周辺に撒いておいた。
 昨年、枝を切ったはずだが中途半端だったのか、季節になればうっそうと葉が茂り、余り梅はできないと思っていたが、何のことはない、大量の良質の梅が採れた。虫もほとんどいない。
 
 何年か前、採る時期もわからず、梅雨明けに梅林に行った時は、全部梅が落ち果てていたことを覚えている。
 評判のいい梅だけに、手入れの方法を教えてもらいながら、この秋は管理しようかと考えている。
 梅林の場所は、利根川に架かる五料橋の伊勢崎側で橋を渡り信号を右に曲がってすぐの場所。
 すぐ近くにホテル・セーヌがある。疲れたら、保養もできるという地の利もある。お一人さんでもどうぞ。
 
 

 
 
 

2013年6月21日金曜日

かがや富士子の本領発揮/横路孝弘元衆議院議長を招いての集会


憲法改悪阻止を訴える横路孝弘元衆議院議長

表情も締まるかがや富士子と小林社民党群馬県連代表

勝利目指し、団結ガンバロー

 昨夜、前橋市民文化会館での「かがや富士子勝利・決起集会」は内容の濃いものとなった。

 横路孝弘さんの憲法論は、戦争の惨状を少しでも知る世代だけに、聞く人をひきつけるものがある。
 「自民党改憲草案は現行憲法の真逆を行く時代錯誤の内容で、権力者の意図に反する集会すら禁止されかねない、重苦しい戦前の社会の再来を予期させるもので、国民が為政者をコントロールする立憲主義と相反するもので、絶対認められない。」そして、TPP参加が日本にとり、大きな危険性を伴うことを強く主張した。

 その後、かがや富士子さん本人の決意表明を聞いたが、いつこのような話ができるようになったのかと驚いてしまった。
 戦争を子供たちに経験させたくないという母親としての気持ちから、戦争のできる国づくりに真っ向から反対し、福島原発事故の被害に現実として直面しているにも関わらず、また事故の収束すらできていないにも関わらず、原発再稼働や海外への原発輸出は全く容認できないと主張した。
 「原発事故でまだ死者は出ていない」などと居直る自民党政調会長高市早苗と雲泥の差ではないか。
 TPP参加にも明確に反対し、一部の巨大企業にのみ奉仕する安倍政治とたたかう、という彼女の話全般に、参加した人たちも意志の固さを理解したことだろう。
 参院選は薄っぺらで危険な安倍内閣と対決する絶好の機会だ。

☆6月28日(金)午後7時から高崎市労使会館2階で開かれる《TPP問題を考える群馬県フォーラム》に参加しよう。
(TPP問題で国会随一の論客・篠原孝さんの講演がある。)

☆6月30日、ベイシア文化ホール(群馬会館)大ホールで午後4時から開催される《輝く未来を子どもたちに》のイベントを盛り上げて、無党派層にかがや富士子を広めよう。
ここにすべてがかかってくる。
 迷うことなく、前進あるのみ。

2013年6月19日水曜日

かがや富士子を連れ歩く

貫井町長と歓談するかがや富士子

 昨日で6月定例会も終わり、いよいよ7月参院選に向け根性入れて動き出す初日は、かがや富士子本人と午前中、玉村町内を中心に歩いた。
 まずは貫井町長への表敬訪問ということで、上福島の中沢さんとともに町長を訪ね30分ほど歓談、「かがやさんにとり次第にいい感じになってきていると思うよ」との貫井町長の言葉に、力も入る。
 かがや富士子、連日の活動で、それは疲れもあるだろうが、持ち前の正義感と一途さ、革命的なほどの楽観主義で会う人を魅了し続けている。
 午後からは角田義一さんに引き回されるそうだ。
時代を間違った方向に進めないため、全員の総合力で勝利を勝ち取りたい。
 
 県立女子大の武藤先生から6月30日ベイシア文化会館大ホールの《輝く未来を子供たちに》のチラシが欲しいとの連絡があり、100枚ほど、明日持って行くことになった。
 
 一方で武藤先生、6月25日(火)、26日(水)どちらも夕方6時45分から、県立女子大円形広場で開催される特設犬小屋テント劇場「君の名は」の劇団どくんご公演のチケット勧誘も忘れない。
「売れ行きがなかなか厳しいんですよ」という話を聞けば、自分の分は買ってあるけど、男・石川、どーんと少しくらい、おつきあいしますよ。
 誰に声かけしようかな。秋、栗、土、関、金、梅、高、月、密・・・貫もいれるか、ああ、結局いつものパターン、いつもの被害者か。
 
 文化・芸術活動が盛んなことは大変結構なこと、しなやかに、したたかに抗っていこう。
 
 
 

2013年6月16日日曜日

さあ、かがや富士子で走り出すぞ-

選対会議後の一枚

 昨日の午前中は映画「漂泊」のキャストの演技指導現場での立ち会い、とはいっても、緊迫な現場に生半可な気持ちでいるような雰囲気ではない。
 参加者の昼食の準備やら今後の撮影のロケ対策などを別室で協議していた。
 午後からは全キャストが集合しての台本読み合わせ、演技指導、今後の予定などが藤橋誠監督から提起された。
 6月28日午後6時からメインキャストが参加しての映画「漂泊」の製作記者会見を県立女子大で行う。
 
 午後4時からは伊勢崎文化会館で、かがや富士子伊勢崎佐波地区選対会議。100人ほどが集まり、本人の力強いあいさつを聞き、改めてかがや富士子とともにたたかう決意を固めた。
 
 政治・経済状況は混沌としてきている。
安倍首相の間違った歴史認識とそれに基づく憲法改正(戦争のできる国)への変容に対し、多くの人たちが危機感を持ち、海外からも批判の目にさらされている。
 戦争をする国になるには、国民からの批判精神や自由を制限、奪っていくことがどうしても必要となる。
その一里塚として道徳教育の強制があることを見逃してはならない。
 安倍「教育改革」は総じて、権力に付き従う子ども、国民づくりが目標だ。これだけでも許せない。
 また彼の経済対策は「経済成長一点張り」。
ほんの一握りの大企業の番頭よろしくワンフレーズを叫ぶ姿は道化師のようで滑稽そのものではないか。
 目先の経済のため原発再稼働や原発輸出をするなどという感性を許すことはできない。
 福島原発事故にどう向き合い、どう責任を取ろうというのだ。
事故の収束作業のため働く膨大な原発労働者の厳しい労働環境をどれほど知ろうとしているのか。
 彼の頭の中にはこつこつと毎日を生きる庶民の姿はない。
これが我が国最高指導者かと思うと悲しくなるぜ。
 庶民の生活感覚が安倍にはないのだ。そのことに多くの人々は気づき始めた。
 その安倍の対極に位置する庶民の代表かがや富士子に力を与え、一人一人の人生、生活を心豊かに暮らせる社会づくりに着手したい。
  このような状況はまさに「ピンチはチャンス」。
イケイケの夏だぜ。
 
 ということで、今朝の散歩がてらのビラ入れも終わり、友人の定年退職・年金ギリギリ生活梅沢君の家に上がり込む。
「この前、五料の社長がエッチなDVD7枚持って来てくれたので、感謝の気持ちを込め、内容厳選のDVD24枚を逆に渡したよ。この道じゃ俺の方が上だからね。いまごろのけぞってると思うよ。」
 いつだったろうか。高崎映画祭を作り上げた茂木正男さんが初めて彼の家に行き、その余りに整理されている部屋(大きな机に座りやすい椅子、本棚には本とビデオがびっしり詰め込まれ、壁にはドイツの国旗が張られていた。本は社会科学系と性に関する本にわかりやすく分類され、その他はない。ビデオはすべてエロビデオで統一、引き出しを開ければ、これまた見事に整理されたヌード写真の切抜き集ばかり)を見て、「テロリストの部屋」と評した。
 梅沢君、その言葉がお気に入りらしく、「茂木さんはいい表現してくれた。」と今でも言う。
 まあ、権力にまつろわない人物であることは確かだ。この数年佐高信の本を読みあさっている。
「今の社会、何とかならんかい」とは梅沢のうめき声、しかし、見事なくらい自分では動かない。
「もう少しだけ辛抱しろ」と言っておいた。
 我々の周囲にいる膨大な人々とのつながりをつくりながら、反撃を始めよう。

 家に帰れば、連れ合いが梅の仕分けを丁寧にしているではないか。
「いいねえ。外で毎日、でほらく言っていればいいんだから。」
エライすんません。どうせその程度の評価よ。


 
梅の仕分けも大仕事

2013年6月14日金曜日

「漂泊」撮影迫り、演技練習にも力が入る。

秋山にとり鬼石町での映画づくり以来の再会
熱が入る演技練習

 7月7日から撮影が始まる映画「漂泊」の演技練習にもいよいよ力が入ってきた。
 キャストはそれぞれの役割をしっかり覚えてくる。人が絡み合いながらの撮影だけに、どういう過程で仕上がっていくのか、しっかり見届けたい。
 シナリオの最終稿も出来あがり、読み進めるとなかなかおもしろいシーンなどもあり、できあがりが相当期待できる。
 
 これまで町で映画上映会を何度か開催してきたなかで知り合えた俳優も友情出演してくれることになった。
 その彼を知る土田君が出したアイデアをもとにしたシナリオを読み、その俳優から乗り気の電話もあった。
 今は公にはできないが、彼が出演しても彼に食われないほどの役者陣の演技も見物の作品「漂泊」になるだろう。
 そのようになるようバックアップ体制を強化したい。
 
 かがや富士子選対事務所からの帰りに秋山君が立ち寄った。
一昨年鬼石町でつくった「しゃんしゃんしゃんしゃしゃしゃんしゃん」の時以来の藤橋監督、小林頼司、浜本さんらとの再会らしい。
 のどかなひとときの後、厳しい演技練習が始まった。
 
 
 

2013年6月11日火曜日

輝く未来を子供たちに/6.30ベイシアホール


 すべての局面において行き詰まりの日本の状況は首相・安倍晋三の叫ぶ「成長戦略・民間活力の爆発」などで解決できるものではない。
 生まれ、生き、そして死ぬという自然の根源を理解することからしか解決はできない。
 何億年もかけてゆっくり進化してきた自然界、生物界から見れば、現代科学の進歩などはまだまだ幼稚のレベル。
 謙虚さを忘れ、強欲に支配された薄っぺらな一握りの人々の支配から解放されるところから未来は開かれる。
 6月30日、「母なる地球と共に生きる」「あきらめないで、政治を庶民の手に」と題し、2部形成の本物企画《輝く未来を子供たちに》のチラシが届いたので紹介する。
 どなた様もご参加ください。

2013年6月7日金曜日

定例会初日、政府に議会全会一致で政府に意見書提出

ビラ入れの準備で忙しいかがや伊勢崎事務所
  


 定例会初日の7日、全会一致で政府に下記の意見書を提出した。理解、協力を頂いた全議員に感謝したい。



地方財政の充実・強化を求める意見書


 2013年度の地方財政計画において、政府は、国の政策目的の実現のために、地方公務員の臨時給与減額に係る地方交付税減額をおし進めました。このことは、地方財政制度の根幹を揺るがすものであり、憲法が保障する地方自治の本旨からみて、容認できるものではありません。

 地方交付税は地方の固有財源であり、地方交付税法第1条に規定する「地方団体の独立性の強化」、「地方行政の計画的な運営」に資するものでなければなりません。この法の目的を実現するため、地方財政計画・地方交付税については、国の政策方針のもとに一方的に決するべきではなく、国と地方の十分な協議を保障した上で、そのあり方や総額について決定する必要があります。

 さらに、被災地の復興、子育て、医療、介護などの社会保障、環境対策など地方自治体が担う役割は増大しており、地域の財政需要を的確に見積もり、これに見合う地方交付税総額を確保する必要があります。

 以上のことから、公共サービスの質の確保と地方自治体の安定的な行政運営を実現するため、2014年度の地方財政計画、地方交付税総額の拡大にむけて、政府に次の通り、対策を求めます。

 
  1.   地方財政計画、地方交付税総額の決定に当たっては、国の政策方針に基づき一方的に決するのではなく、国と地方の協議の場で十分な協議のもとに決定すること。

2.   社会保障分野の人材確保、農林水産業の再興、環境対策などの財政需要を的確に把握し、増大する地域の財政需要に見合う地方財政計画、地方交付税総額の拡大をはかること。

3.   被災自治体の復興に要する地方負担分については、国の責任において通常の予算とは別枠として確保すること。とくに、被災自治体の深刻な人材確保に対応するため、震災復興特別交付税を確保すること。

4.   地方公務員給与費の臨時給与削減により減額した給与関係経費等に係る財源については、完全に復元すること。また、地方公務員給与費に係る地方財政計画、地方交付税の算定については、国の政策方針に基づき一方的に算定方法を決定するのではなく、地方自治体との協議、合意のもとで算定のあり方を検討すること。

5.   地域の防災・減災に係る必要な財源は通常の予算とは別枠で確保するとともに、地方交付税などの一般財源と地方債などの特定財源の振替は厳に慎むこと。

6.   地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化をはかり、小規模自治体に配慮した段階補正の強化、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握について、対策を講じること。
 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
       2013年6月7日
      群馬県佐波郡玉村町議会議長 浅見武志
   

 夕刻、かがや富士子伊勢崎事務所に行けば、週末のビラ入れの準備で大忙がしの様子、秋山元局長もいる。
 退職後の彼は、マイペースの毎日で、特に時間はあるから、歩くことが習慣化してきているようだ
 自宅(藤岡)から玉村、高崎から自宅まで2,3時間かけて歩いたり、電車を乗り継いで秩父や足利学校へ気ままに移動している。
 日本の未来のため、この参院選、かがや富士子をフォローして頂きたい。

2013年6月6日木曜日

「尖閣問題、日・中が棚上げ」でいいではないか。

 野中広務元官房長官が訪中し、田中角栄首相(当時)から「両国の指導者は尖閣諸島の問題を棚上げすることで共通認識に達した、と直接聞いた」と述べた。
 「尖閣列島は歴史的にも国際法的にも日本固有の領土であり、領土問題は存在しない」と日本政府はお経を読むように繰り返しているが、現実の日・中間の争う姿を見れば、領土問題は厳にあるではないか。
 「中国側との間で尖閣列島について棚上げや現状維持を合意した事実はない」と主張しているが、1972年9月の日中国交正常化のとき、周恩来と田中角栄はその棚上げで合意をしていることはすでに報道されている。
 田中角栄首相が尖閣の領有権を持ち出したとき、周恩来首相が「今、これを話すのはよくない。」と返した。
 1978年の首脳会談では福田赳夫首相に対し、鄧小平副首相が「我々の世代に解決の知恵のない問題は次の世代に」と発言した。
 これに対し日本政府は「尖閣諸島の領有権をめぐり解決すべき問題があることを認めた事実はない」との立場をとっている。
 そう、そういう立場をとっているだけのことだ。
国内向けに力んでみても外交力にはならない。
 事実、安倍首相、近隣の韓国、中国に行けなくて、日本に来たアフリカの首脳陣相手に外交を満展開、「成長はアフリカにあり。伸びるアフリカに投資をすべきだ」そして「アフリカに行く」などと何度も叫んでいた。
 しかし、アフリカにはすでに中国が深く食い込んでいることくらい知っているだろうに。
 「真の日本人の安倍晋三」、アフリカに行けば中国人に間違われるだけだ。メンツ潰れるぜ。
気候も彼には合わない。彼の感性としての美しい国ではないのだから。近隣の国々とキチンと付き合ってくれよ。

 単純、真っ直ぐ、深読みのできない利己的な人たちが国会議員として語る未来話に胸躍ることはない。
 むしろ野中広務のような他人への思いの深い、命に限界あることを知っている人の方が断然信頼できる。

 尖閣問題、棚上げでいいではないか。

2013年6月4日火曜日

7日から玉村町議会6月定例会

 これから極めて忙しい2ケ月となる。
6月議会が7日から18日までの日程で始まる。
また、7月21日の参院選投票日に向け、かがや富士子を推して走り出さなければならない。
 そのうえ、7月7日から7月中にかけ、この間準備してきた映画「漂泊」の撮影も断続的に並行する形で進めなければならない。
 仕事も平常にこなさなければならないし、いやー、忙しい夏となること間違いなし。
 昨夜は、夜、インド/ボリウッド映画「タイガー・伝説のスパイ」を一人で観た。一人というのは会場に一人客という意味。
寂しい思いもあるが、映画がよかっただけにチト妙な優越感なんぞを感じていた。
 上映開始直後、角倉県議から「鳥久にいるとのメール」が来たが、さすがに丁重にお断りした。なぜなら、直前に鳥久で食べてきたから。
 奥さんも都議選に出るそうだし、彼も疲れているようだ。後日じっくり介抱してやろう。

 
 私の一般質問事項を掲載する。
質問時間は7日午後3時過ぎになるかと思う。
 インフレ政策をとる安倍政権、なぜ地方公務員の給与引き下げを強要するのか、それに町はどのように対応するのか問いたい。







                            
  一般質問通告書

次のとおり通告します.。                                    石川眞男
    

 

質 問 事 項

 

質  問  の  要  旨

 

 

答弁者

障害者施設の建て替えはどの程度具体化されているか。

 

 

「道の駅」の責任ある経営主体はいつ頃決定するか問う。

 

歩いて暮らせる地域づくりの具体的対応を示せ。

 

 

 

 

 職員給与引き下げ問題に関する対応を問う。

 

 

 

 

 

 

 

先に町民から要望の出ている障害者施設の建て替え要望に対し、現在どの程度まで具体化されているか問う。

 

 

 
  「道の駅」に関する報道が先行しているようだが、住民の不安の声は消えない。一層の説明を要すると考えるが、責任ある経営主体はいつ頃どのように決定するか問う。

 

高齢化社会への対応として、日常の買い物等を身近なところで済ますことのできる歩いて暮らせる地域づくりが求められている。
  「道の駅」と対極のものとして、地域に住む人たちが野菜、日用品販売等の店舗をつくる後押しをしてでも、身近な店の存在は地域コミュニテイーの維持として大きな役割を果たすと考えるが、その対応を問う。

 

 

政府による地方交付税の一方的減額による職員給与引き下げの要請に関し、以下の事項を勘案しその対応を問う。
      交付税の一方的減額という地方自治体に対する圧力ともとれる手段を用いる政府の姿勢。②人事院勧告を一切無用とするかのような政府の姿勢。③政府のデフレ脱却のためのインフレ政策は、一方で勤労者所得の上昇が必須の要件だが、それと逆行することの整合性 ④役場職員の給与引け下げは、町内企業の賃上げ機運にも悪影響しかねないという懸念。最後に、減額のバランスの難しさと人事評価制度との兼ね合い、職員の士気低下とそれが及ぼす行政サービスへの悪影響の懸念。

町長

 

 

 

 町長

 

 

 町長

 

 

 

 

 
 
町長

2013年6月3日月曜日

TPP反対群馬県ネットワーク主催「金子勝講演会」

満員の会場で講演する金子勝さん

 JAビル1階の大ホールを満杯にした「今こそ考えよう。TPPのこと」と題した金子勝慶応義塾大学教授の講演は、TPPの本質を語る内容で、集まった人は全党派といっていい。
 TPP交渉で日本が交渉による他国からの譲歩は期待できないこと、郵政民営化と違うことは全産業分野つまり日本全社会に影響が及ぶ「不平等条約」と指摘した。
 日本政府は内向きになり、TPP交渉で敗北したとの印象を避けるために、自ら次々と米国側の要求を飲み、交渉前から、かんぽ生命のガン保険参入を認可せず、医療機器の審査期間短縮を自ら行い、BSE規制を緩めてしまった。
 本来、これらは交渉の時に「カード」として使えるのに、交渉の前から旗を降ろしてしっまているのが実態だ。

 農産物の関税を撤廃され、日本の安全基準も吹き飛び、ヘリコプターで農薬をばらまく遺伝子組み換え農作物も大量に入ってくる恐れがある。
 政府調達では、公共事業の入札条件緩和で地元業者への優先配分もなくなるかもしれない。
 さらに、医薬品の「知的所有権」を延長して薬価をつり上げ、健康保険財政を圧迫する一方、米国製の高額な医薬品や医療機器の認可手続きを簡素化し、保険外の高額医療を拡大すれば、医療保険分野を得意とする米系生命保険会社が大儲けできる。しかし、保険財政の悪化から診療報酬を抑制すれば、大都市の民間病院はますます保険外診療で儲けるよう誘導されるだろう。
そうすれば医療格差がますます拡大し、小さな町の医療は崩壊しかねない。
 これらは、アメリカの多国籍企業が相手国政府を訴えることができるISD条項を背景に推進されていく。

 TPP参加は、まさに自殺行為、売国行為だ。
 

2013年6月2日日曜日

インド映画「命ある限り」は大変面白い

 インド映画・ボリウッド特集、昨日は「命ある限り」を観た。
3時間という長さで初めのうちは眠ってしまったが、目が覚めた後の展開にはもう目を離せない。大河すぎるラブロマンスだ。
 インド映画は例外なく、なんでもありの内容でロケ地も出演する人間の数も度外れて多い。
 踊れない役者は映画に出られないだろう。泣き、笑い、怒り、悲しみそして許しと話がどんどん進んでいく人生賛歌だ。
また役者が美しいのには特に魅かれる。
 カーマ・スートラの国に行ってみたくなる。そんな映画だ。
シネマテークたかさきで6月14日まで。

2013年6月1日土曜日

かがや富士子・伊勢崎事務所開設

かがや富士子伊勢崎事務所

 7月参院選に向け、かがや富士子の伊勢崎事務所が伊勢崎市豊受町に開設され、今日から運営を始めた。
 参院選は群馬全県を選挙区とする大きな選挙であり、伊勢崎市はかがや富士子さんの出身地でもあり、全力をあげて支援する態勢を整えたい。
 安倍政権が発足し早や半年が経つ。民主党野田政権のもたつきにより漁夫の利を得た自民党だが、アベノミクス効果で何とか参院選まで乗り切り、後は国民の生活がどうなろうと憲法改悪、原発再稼働、TPP推進に一気に舵を切るという判断だ。
 しかし、歴史認識の欠如を世界から批判される現実に、国連からも安倍政府は「指導」を受ける事態になっている。
 そもそもあの戦争を侵略戦争と認めないという認識が世界では通用しない。
 つまり安倍政権では外交にならない、日本がこのような政権をのさばらせておくことは世界から見て、時代錯誤の様相なのだ。 
 私の嫌いな言葉「国益」を使えば、「安倍政権はその存在自体が国益を害している。変えなければならない。」
 国民生活がいよいよ厳しくなる今日、かがや富士子を庶民の代表として国会に送り込み、徹底的にたたかわせたい。 
 そのためにも、そうでなくても熱い夏をもっと熱い夏にしよう。
 気力・体力勝負だ。
ときに冷たいビールを飲みながら闘い抜こう。