みんな寿命を全うしようぜ

みんな寿命を全うしようぜ
西表島で会った昼の蝶

2015年12月30日水曜日

瞬悠庵で忘年会2015

手作り甲冑で固めました。
貫井町長と握手する加賀谷県議
評判の手作り岡田うどん
町長選勝利に向け団結ガンバロー

 今年も一年が過ぎようとしている。過ぎてしまえば1年は本当に短く早い感じがする。しかし、過ごした365日の一日一日をどんなことをして過ごしたか思い出せる人はそうはいないだろう。
そういう意味では一年は長い。喜怒哀楽の繰り返しで毎日を生きてきたのだ。
その仲間が相変わらずの様子で集えることは大変意義ある事。  
 来年1月の町長選に向け運動している貫井町長、今年4月の県議選で初当選した加賀谷富士子県議も参加しての忘年会は歓談の中にも熱いものを感じさせた。
町政を混乱のるつぼにしてはいけないと。
 自然と町長選勝利に向け団結ガンバローとなったが、我が後援会の忘年会では初めてのこと。

2015年12月25日金曜日

クリスマスは高崎駅西口行動

イマジンでメリークリスマス

 今年もいよいよ大詰め、せわしい師走となってきた。
来年1月の玉村町長選に向け、両者の動きが激しくなりつつある。
 支持の理由は人それぞれでいいと思う。
私は現職の貫井町長を押しているが、まず憲法感覚がまともな事がいい。日本国憲法の意味をわきまえている。
 戦争の歴史もわきまえず改憲を主張する人たちが後押しする新人候補をどうして支持できようか。
平地に乱を起こそうとするようなものだ。
 ここにきて仕事にも追われ、今日一日、法務局だけでも伊勢崎、前橋、高崎、富岡をまわった。
 還暦を過ぎて仕事があるのはありがたいことと自覚しながら毎日を過ごしている。
 高崎に着いたのが夕暮れ時だったので、久しぶりにタカキン集会へ。
 今年最後のタカキンはクリスマス。ジョン・レノンのイマジンが静かに流れていた。
 毎週休むことなく運動を継続していることに頭が下がる。
 背景には、新自由主義が行き着いた社会状況がこのような運動をつくりだしている。あきらめず、未来を見つめている運動だ。

2015年12月23日水曜日

小栗康平監督「泥の河」には泣いた。

     小栗康平監督作品「泥の河」には泣いた。
    戦後まもなくの日本の様子が露わにしかも優しく描かれている。子ども同士の友情と別れをこんな風に描かれると、大人たちのつくった生活環境で生きるしかないこの子たちはその後、どんな大人に成長したのかと、本当に考え込んでしまう。
     政治家といわれる連中は、このような映画を観て、歴史や庶民生活の底の部分を知ることから始める必要がある。
     偉そうに安全保障環境の激変などという口実をつけて、戦争を語るな。
     田村高廣、藤田弓子、加賀まりこもいいが、3人の子どもがなんと言っても素晴らしい。...
     高崎電気館で25日まで上映している。
    その小栗監督の新作「FOUJITA」が12月26日からシネマテークたかさきで上映される。
     ふたつの国、そして戦争の時代に生き、画家を全うした藤田嗣治を描く。

2015年12月14日月曜日

お薦めの映画「みんなの学校」/シネマテークたかさき




 大空小学校が目指すは「不登校ゼロ」。特別支援教育の対象となる発達障害がある子も、自分の気持ちをうまくコントロ-ルできない子も、みんな同じ教室で学ぶ。
 ふつうの公立小学校だが、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人もいっしょになって、誰もが通い続ける学校をつくってきた。
 学校に行けない子、学校まで来ても教室に入れず庭に座り込んでしまう子、学校に来ても一日はいられない子、友だちに暴力をふるってしまう子。
 「そんな子はどこへ行くの。そんな子が安心して来られるのが地域の学校のはず。」と木村泰子校長は教職員といっしょに見守りながら子どもたちと向き合う。
 この取り組みは、支援が必要な児童のためだけのものではない。
 経験の浅い教師をベテラン教師が見守る。子供たちのどんな状態も、それぞれの個性として捉え、周りの子供たちは勿論、地域にとっても「自分とは違う隣人」が抱える問題をひとり一人思いやる力を培っていく。
 製作は関西テレビ放送。

 う~んとうなってしまう場面もいくつかあった。橋下徹市長の足下でも、教育の原点ともいえる取り組みを本気で実践している学校がある。
 このような実践教育を大空小学校だけでしても、中学校に進んだとたん、その子供たちは、またはじき出されてしまうのではないか、という危惧は学校も抱いているようだ。
 だから、意味のないことというのではなく、むしろ、社会全体が大空小学校のような取り組みをできるようにすることが必要ではないか。
 OECD加盟国でGDP国内総生産に占める教育費の割合が最下位レベルの日本、もっと教育に税金を投入すべきだ。
 教師を信頼し、増員し、丁寧に子供たちと向き合う環境をつくり、一面的な競争、評価で教師を分断するのではなく、教職員の自由裁量の幅を増やすことから始めなければならないだろう。
 大企業の330兆円にも及ぶ内部留保の一部を使えば相当な事ができる。
 お薦めの作品「みんなの学校」はシネマテークたかさきで12月31日まで上映している。

2015年12月11日金曜日

玉村町議会12月定例会閉会





  今日12月定例会が閉会した。補正予算案が可否同数になり議長決裁で可決されたり、体育館の指定管理者への委託案が否決されたりとこれまでにない状況が生じた。
 来年1月に町長選を控え、今だ対抗馬が出ない中での一部議会議員からの揺さぶりなのかもしれないが、どちらにしても、緊張感を持った対応が執行部には求めれれる。

 立川談志の落語で、「湖と沼はどう違う?」「湖はブルーコメッツで沼は水木しげるだ」という分かりやすい話が気に入っていた。
 その水木しげるが亡くなり、後を追うように野坂昭如も亡くなった。
 水木の名言に、「しないではいられないことを続けなさい」
「他人との比較ではない自分の楽しさを追求すべし」
「好きの力を信じる」
「才能と収入は別、努力は人を裏切る」
「怠け者になりなさい」
「目に見えない世界を信じる」というものがある。
 戦争で仲間の悲惨な死に立ち会い、自らも傷ついた水木は権威の空虚さを骨身で知り、いかに戦争を憎んだか、世間の表層の部分だけが全部ではないことを見抜いていた。妖怪の世界にある一方の理さえ理解していたのかもしれない。どこでもゆったり生きられる人だ。
 そして野坂昭如、行儀の悪いコラム、エロチックコラムでは男女の話を微に入り、細に入り書き連ね、そのいかがわしさが読者を虜にした。
 「ソ・ソ・ソクラテスかプラトンか、みんな悩んで大きくなった」などと歌い踊りその自由奔放さが光を放った。
 願わくは、今、目白台の「永青文庫」で盛況を博している春画展で、江戸文化の話を野坂昭如から聞きたかった。
 その野坂も戦争を憎んだ。「・・・戦後の日本は平和国家だというが、たった1日で平和国家に生まれ変わったのだから、たった1日で、その平和とやらを守るという名目で、軍事国家、つまり、戦争をすることにだってなりかねない。気づいた時、二者択一など言ってられない。明日にでも、たったひとつの選択しか許されない世の中になってしまうのではないか。昭和16年12月8日を知る人がごくわずかになった今、また、ヒョイとあの時代に戻ってしまいそうな気がしてならない」が野坂の最後の手紙だそうだ。
 権力に迎合しなかった二人の生き方、お二人の冥福を祈るとともに肝に銘じて生きたい。

2015年12月5日土曜日

忘年会始まる、昨夜は神川町かんなの湯で。

保育園の発表会
 昨夜はかんなの湯で社会福祉法人龍峰会の忘年会、役員、職員合同で50人ほどの参加だろうか。年に一度の交流といったところ。懇親の席で安倍政権の手法と政策、年金資金を株の運用にまわしすでに7.8兆円の損失を被ったこと、大企業の内部留保が330兆円を越え空前の利益の中、役員報酬、株主配当が重んじられ賃金に反映されていないこと、自民、公明間での4000億円から1兆円規模の軽減税率が選挙対策用にチマチマ議論されているが、内部留保から10兆円も取り崩せばそれで解決する、という話をしたら、「理事長は自民党じゃないんですか」ときた。その後は、安倍政権、自民党の体質に対する批判が堰を切ったようにあふれ出した。地方の人たちは、保守的な人でも、安倍政権に批判すらできない今の自民党議員に相当失望しているようだ。
そして今朝は、鬼石町のみその保育園での発表会、ここでもこどもが減っている。地域のコミュニテイー維持、経営の観点からも
難しい状況が続いている。